2012年08月21日

母性の天使

寝覚めの頭で、リビングのテレビをボッーと眺めていた午後。

相方がトーストをかじりながら、僕に、「この女優さん、誰だか知っている」と聞くので目を凝らした。
年齢は50代ほどの中肉中背、とても地味な役柄を演じてたので、最初は誰なのか思い出せなかったが「ほら、あのボイン女優の烏丸せつこよ…」と言われて気づいた。 (今、ボインって言うのかな?)

「烏丸せつこ」と言えば、五木寛之監督作の映画「四季・奈津子」の主演女優であり、濡れた白のTシャツから透けた、弾けんばかりの豊満なバストが男を刺激した。
あれから30年… 面影があるにはあるけど、バストは母性の象徴であるから残像にはなっている。
下品な感性ではなく、男が持って生まれた素朴な欲望としてさ。

70年代、常夏のハーフ「アグネス・ラム」は、日本のトップアイドルとなった。
その可愛い笑顔と健康的なバストは、まるで、「母性の天使」が舞い降りてきたようだった。
最初はバストに興味が向くけど、いい女優になるとバストのことは忘れていくんだよね。
「飯島愛」のTバック、「宮崎美子」のブルーのビキニ、「美保純」がロマンポルノ出身なんてことは、   今になれば、「ああ、そうだったね…」で終わるでしょ。
その脱皮力こそが、いい女優に成長するんだと思える。

それに、誰かわからないほどのオーラを出せるほうが、女優としてミステリアスだ。
若い頃と変わらないのも素敵だが、男の立場で言えば、人工的過ぎるのもどうかと思う。
若さを保つため、適度な努力をする女性は色気あるが、歯止めが利かない健康オタクは気持悪いだけ。

女優の役柄にもよるが、烏丸せつこは大衆に溶け込んだ、等身大の女優のような気がしたね。
女は思い違いしており、男はこういう女性を抱きしめたくなるのだ。   ああ、素顔のままで…
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする