2012年07月05日

庭園鑑賞

日本庭園は「涼」と「静」に魅力がある。

4日午後、相方と避暑を兼ねて、西大畑にある日本庭園「旧斎藤家別邸」を鑑賞しに出かけた。
大広間から見渡せる、庭園の眺めに癒されながら耳を澄ましてみる。
するとあらためて、自然な音が身近にあることがわかった。
小鳥のさえずり、池の水しぶき、一瞬の風に吹かれた葉の音…
ただ、日常生活で意識してないから、聞き取りにくいだけなんだ。

東京時代、忘れていたこの感覚を感じたことがある。
普段は車でしか通らない、渋滞を避けた朝の通勤路。
運転中は音楽を流しているか、身につかなかった英会話を聞きながら過ごしていた。
途中で缶コーヒーを飲みたくなり、自動販売機がある路肩に車を停車させ、ボンネットに寄りかかって  一服していたときのこと。

それまでは、運転席からの見慣れた風景と車中に音楽を適当に流しているだけ。
また、無意識にいろんな情報を判断して、目的地まで前に進んでいるようなもの。
それが初めて、映像と音声が重なり合ったような感覚に包まれた。
空を見上げたら広く感じたり、目の前にある高校の校庭から聞こえてきたチャイムの音。
風に雑じっていろいろな匂いを感じながら、髪が顔をなでるくすぐったい感覚。
車から降りて見渡さなかったら、そういう感覚を見落としていたかもしれない。

自然に触れるのは大切だ。
何も時間とお金を使って遠出しなくても、日常には五感を刺激する場所はいくつもある。
味覚は別にしても、視覚や聴覚、嗅覚や触覚など関係を描けるところ。
新潟の中心部でも、信濃川のやすらぎ堤、白山公園、船着場、足を延ばせば海岸線。
ただ、近すぎて気づかないだけなんだ。
僕が出かけたのは、西大畑の閑静な住宅街にある日本庭園。
それこそ喧騒の隠れ家であり、涼と静の空間が心を癒してくれた。

夏は蝉しぐれ、秋は紅葉、冬は冬囲いの雪景色…   何だか、楽しみになってきたな。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする