2012年07月03日

化粧直し

繁華街は女性である。

昼下り、金融機関などへ行く用事があると、新潟駅前の繁華街を自転車で横切ることがある。
まだ繁華街は全体的に静寂に包まれており、見方によっては殺風景なセットのように見える。
その間、納品業者の軽トラックが行き交い、開店前の搬入作業が速やかに行なわれていく。
店の鍵を手にした従業員が慣れた手つきで、シャッターを開ける音があちこちから聞こえてくる。
それから仕込みや店内掃除などが行なわれ、開店時間になると看板に明かりが灯り暖簾がかかる。

時間を巻き戻せば、午前中は寝顔、午後からは素顔、そして開店になると化粧顔。
夜の店は照明で印象を変えれるが、昼に見ると所々に年期が入ってるのが飲食店。
店を正面から見ると入口が微笑んでるようだが、横から見たら外装が剥がれ落ちて老朽化してたり。
日中だからわかることであって、見られたくないところを覆い隠せるのが夜の世界である。
繁華街のネオンは、見せ方を変えられる、重要な手段なのである。

だから、繁華街は女性なのじゃ。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする