2012年06月30日

男の遺言状

28日、「恋のバカンス」などで知られる、「ザ・ピーナッツ」の双子の姉が死去した。
僕らの世代では、東宝映画「ゴジラ対モスラ」の双子の妖精役の方が記憶に残っている。

人間の最期は、孤独なんだなと思わせられた。
あれだけのスターでありながら、葬儀告別式は近親者だけで行い、死因などもできる限りふせたという。
同時に大原麗子、山口美江の最期も頭に思い浮かんだ。
方や、田中好子のように、参列者の涙をさそう手厚い限りの葬儀告別式もある。
「葬儀は盛大に頼むぞ」という輩がいるが、本当にそうなんだろうか。
寧ろ、女性より男の方が死に対して、覚悟ができないような気がする。

冠婚葬祭で一番大切なことは、葬儀であることに変わりはない。
だが、自分自身への遺言状を書けば、「葬儀はするな」である。
他に「新聞のお悔やみに掲載するな」、「遺体は献体しろ」、「墓はいらない」 全ては最小限でいい。
そして一番大切なことは、「いつまでも悲しむな」である。
そんなわけにはいかないとしても、僕本人が「これでいい」と言ってるんだから、ためらうことはない。

最期は最愛の人、本当の友人だけでいい。
「誰が来たか」、「誰が来なかったか」なんて、亡くなってしまえば、知る由ないんだからね。
それより、「絶対に来ると思っていた人が、来なかったとき」のほうが、よっぽど悲しくなる。
だったら、変な期待などせず、来なくてあたりまえだと思っていたほうが、心は痛まないでしょ。
それに、人に葬儀の押し売りはしたくないからね。
あくまでも、個人的な視座であるが…

その代わり、出棺するときには、口元へ「I.W.ハーパー」を湿らせてくれ…   なーんてね。
「最期は孤独に逝くんだな…」 そんなことを考えさせられたね。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする