2012年06月24日

24時のシンデレラ

中学の同窓会の知らせが届いた。

夏冬年2回、学年規模で開催されるようだが、出席できないのがこの仕事の運命。
今流行の同窓会不倫、同窓会がきっかけで再婚したりすることなんてあるのかな。
更年期を前に、「もう一丁、うおー!」とか、勝手にハッスルしちゃうのかね。

夜の仕事、女癖を引き合いに出されるがこれは全くの誤解。
体内時計が違う異性とは、普通には交際できないからね。
それに立ち仕事が終われば、ダシガラ状態になるときもあり、もう年齢的に体力の消耗も感じる。

22歳の頃、東堀の飲食店で店長として、明け方近くまで勤務していた。
当時の交際相手は同い年のOLで、門限があるような箱入り娘だった。
他所の土地から母子家庭で新潟に移り住み、父性には恵まれていなかった。
休日も時間帯も合わないので、まず会う時間を作ることがふたりの共同作業になる。

飲食店とはいえ、男の職場に客として会いに来させる真似はさせなかった。
そういうところでは、けじめをつけていたので、ずいぶん寂しい思いをさせていたかも知れない。
会話を交わすのは休憩時間に公衆電話から、母親の迷惑にならない時間帯を見計らって一回だけ。
当然、店の混み具合で電話もかけられないほどのピークも多かったので、約束できる電話じゃない。

本格的に会えるのは、月2回ほど夜の数時間だけ。
たまに会うのは、西堀のロイヤルホストでAM7時待ち合わせの早朝デート。
彼女は出勤前のモーニングセット、僕は就眠前のプレートをテーブルにはさみ、小一時間の安らぎ。
最初は会えないことに愛情は深まったが、そんな交際が長続きしないことは薄々予感していた。

男は仕事に脂が乗ってくるし、女は家庭をもちたくなる。
20代は、男と女の根源的な違いに揺り動かされたり、戸惑ったりするものだ。
そうならないためにも、恋愛は同じ生活サイクルで温め合ったほうがいいかと思う。
合意の大人遊びなら別だが、許せるのなら身近な存在に優るものはない。
それ以来、彼女とは一度も会っていない。

同窓会は、さまざまな物語があるという。
いろいろな障害を乗り越えた年齢が集うだけに、あの頃の純情が再燃することもあるだろう。
そういう日の女性は、「24時のシンデレラ」になっているんだと思う。

だから、男は甘い夢を見て、おのれの遮断機を上げてはならない…  いや、もう上がらないかもね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする