2012年06月06日

菊地容疑者

手配写真とは似ても似つかない、菊地直子容疑者の実物写真だった。

同居していた男の供述によると、プロポーズをしたら素性を明かされて断られたという。
去年12月に出頭した平田信容疑者と同じく、結婚が叶わぬ恋愛物語が幕を引いた気がする。
こうして17年後の顛末を知ると、人は人の中でしか生きられないことをつくづく感じる。
つまり、人を愛してしまったがため、次第に人間性を取り戻していったと推測ができる。
それはあまりにも、身勝手で遅すぎた結論ではあったが…

1995年、教団が事件を起こしたとき、二人の容疑者に共通していることは若さである。
若さゆえ、精神的に不安定であったり、何かにすがりつきたくなることもあるだろう。
若さは時として暴走したり、ねじれたりするものだ。
そんな青春の気質を巧みに操ったのが、麻原こと松本智津夫死刑囚であった。
世間知らずの若者が妖しい音色の笛を吹く、松本に何も疑わずに従ったとしても不思議じゃない。
それを見返りに報酬や地位など、密約もあったんだと思う。
マイナス思考にとりつかれていることに気づかず、その実態を知ったときには、もうすでに時遅し状態に陥っている怖い世界である。
本当に悪い奴は、青春をマインドコントロールするからね。

こうした仮説もふまえ、最後は自分自身に戻りたくなったんじゃないかな。
介護ヘルパーとして働いているうち、人生を思い直していったとか…
同情できないがそう考えれば、彼女は普通に人の子だったんだろうな。

いづれ、菊地容疑者の獄中手記が出版されたら興味がある。
もうウソをつく必要はないのだし、全ての真実を明らかに記す気がする。
人生を覚悟したのであれば、真実を告げて書き残すことが次世代への伝言でもあるからね。

それが真実でなかったら、稀代の悪としか言いようがない。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする