2012年05月28日

男のイメージ

気力が体裁を作ることがある。
この場合、体裁が気力を作ったとも言えるだろうね。

世間が目覚める頃、僕は眠りにつく。
毎朝5時30分から始まる、みのもんた「朝ズバッ」にチャンネルを合わせて過ごしていることがある。
何の気なしに合わせているので、その時は気づかなかったけど、彼の奥さんは亡くなっていたんだね。
妻を亡くしても番組に出演していた、みのもんた。

先日、故人である安岡力也の闘病生活や家族への愛情をつづった、テレビの特集番組を観た。
芸能界最強伝説を誇る力也さんは、自身のイメージを守るべく、病床を公開することを拒んだらしい。
限られた人にしか病気を告げずに逝った、安岡力也。

そういえば、松田優作が癌に蝕まれていたことを知っていたのは、力也さんだけだったという。
そんな彼らに共通していることは、自分のイメージを最期まで崩さなかったこと。
それが、「男のプライド」のように思えるんだ。

だが本当のところ、彼らは気が小さいからこそのプライドだったかも知れない。
イメージにない寂しげな顔を、誰にも悟られないように生きていた部分もあると思う。
事実を確かめる術はないが、頑なに自分のイメージを守り続けたところに真実がありそうな気がする。
今のスイーツ時代にあって、こういう彼らの生きかたも学べるんじゃないかな。
つまり、男には「イメージがある」ということだ。

それこそ冒頭の言葉に戻るが、体裁をつけなきゃいけないから、気力が生まれると考えられないか。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする