2012年04月06日

男性医学

絶対匿名さんの体験談ではあるが、あまりに抱腹絶倒したため、僕ひとりの胸の中にしまっておくのはもったいない気がして、今回は特別に公開させていただくことにした。

その方、僕らと一緒で子供がいない夫婦である。
昔、子供が授からないのを悩み、ご主人が某病院で検査を受けることにしたという。
男は精子を調べる必要があるので、フラスコを持たされ、トイレで採取するように命じられた。
この手の話は耳にしていたが、個室で雑誌や映像を使って採取する、そんな設備はなかったという。
つまり、トイレの個室でイマジネーションを使って、大放出しろというのだ。

「まあ、仕方あるまい…」と、いろんな体験に想像を張り巡らしては、ふんばって一生懸命に集中したが、問題は大病院のトイレのため、患者や外来者が頻繁に用を足しに来るという。
小便を採取するのと訳が違うのに、イク寸前で「バタン」(扉の音)、「シャー」(放水の音)やら、「ブッ」  (おならの音)だのと、人の出入りの擬音が多くて採取に集中できない。
そのうち、鼻歌や口笛が聞こえてきたりして、すっかりと萎えてしまったという。
病院の検査とはいえ、まさかベニヤ板1枚向こうで、下半身丸出しのおじさんが左手にフラスコ、右手でモノをまさぐって、蒸気した瞑想の赤ら顔で汗を流している姿が、そこにあるなんて思いもしないだろう。
しかも、トイレの個室で昇天して、脱力感にとらわれた姿は寂しすぎる。
決定的に「ここでは無理だ…」と思ったのが、掃除のおばちゃんが隣の清掃用具入れの扉を開けて、 ガチャガチャとバケツやらホースを引っかき回しだしたとき。
看護師に採取場所の変更を申し出て、誰も来ない病棟だか、職員のトイレに替えてもらったとか。
「立たない」つらさに、「うおおぉぉ〜!」と叫んで(?)、おぞましく放出しなきゃならないおじさん。
そんな汗と涙の個室のひとり情事(?)を聞いて、僕はハイ、あなたがとても好きになりました。

男性医学とはいえ、大変お疲れ様でした…   その先を聞くのは野暮でしかない。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする