今日14日、「ホワイトディ」
どうりで街中をスーツ姿のサラリーマンが、ラッピング商品を手に歩いていた姿を多く見かけた訳だ。
数年前まで、こんな僕にも、「義理チョコ」をくれるお茶目な女性がひとりいた。
クライアントの関係でしかないが、どこか気が合ったせいか、仕事以外の話も多かった。
僕なりに贈り返すのは、ハンカチやケーキなど、気軽に気持ちをやり取りできるもの。
そこにひとつ、おまけをつけるのが、僕なりの工夫なんだけど、大それたことではない。
それはミニ図鑑の類で、主には、「花の図鑑」。
気取っている訳ではなく、思いの外に図鑑というのは、ボッーと眺めていて楽しいんだ。
花に限らず、動物や昆虫、魚や野菜であっても、写真やイラストに付す解説も読んでいて楽しい。
それに花の名を言える女性は、どこか知的だと思うし、花と女性は、ほどほどに美意識も近いと思える。
そういう理由もあって贈っていたんだけど、それが相手にどう映っていたのかは知る由はない。
今は社交であれ、贈り合いの相手はいないから、そんなことを考えることもなくなったが、男女のイベントには、すっかりと縁遠くなってしまった。
今日は入籍記念日でもあるが、相方は恒例の月一会へ出かける。
年がら年中一緒にいると、毎日が記念日みたいなもんだから、もうお腹が一杯になる訳よ。
それでも義務は果たす。 そうだ、「ポッポ焼き」と「日本妖怪図鑑」を贈っちゃおう!