2012年03月04日

休日ふらり(9)

二週間ぶりの休日となる今日4日。
世間並みに二連休でもあれば、一日は休養、もう一日はレジャーにあてるだろう。

週末は連日、睡眠不足が続いていたので、今日は休養と適度な気分転換をしようと思う。
正午に起床し、もう銭湯で身体をほぐして帰ってきた。
これからの予定は、下本町商店街の肉屋まで、鶏の唐揚と焼鳥を買いに出かける。
その途中、古町と万代を経由しながら、フラッと自転車で散歩することであろう。
行先は本屋、雑貨屋、食料品店、喫茶店、ビデオ店…、夜なら知人の飲食店を優先する。
このように、成り行き任せな休日が多い。

これといった、趣味もないことも影響している。
休日の時間軸で考えても、レジャーは無理だし、早朝はさすがにご勘弁願いたい。
友人らも、月曜の朝から仕事であれば、日曜の夜に親睦することは、積極的にはなれないだろう。
家族を持ってれば、なおさらだし、僕のような夜型人間に付き合っていたら身が持たないはずだ。
だから、僕は日曜の夜は、ストレンジャーになるのだ。
それでも、日曜に願いがあるとしたら、晴れてほしい。

そんな今日、風は冷たいけど、春を感じさせるいい天気である。
今から愛車、「夜な夜なサイクロン号」に乗って出動だ。

午後3時45分…  レースのカーテンを開けて、桜の枝の揺れ具合を確認した。
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2012年03月01日

半尻少年

言い方次第では、イメージは変わるものである。
昨晩行なわれた、サッカーW杯アジア予選の最初だけ見ていたら、控え選手が、「リザーバー」と名称 されており、なんかカッコいいなあと思った。

僕ら、少年時代の団体競技は野球が主流だったけど、レギュラー以外は容赦なく「補欠」と呼ばれた。
補欠ならまだいいが、「バケツ」や「球拾い」だの呼ばれ、それはもうカッコ悪いったらありゃしない。
僕といえば、補欠を飛び越えて、「おケツ」だった。

補欠は試合になれば、ベンチで声出し、せいぜい塁上コーチぐらいだ。
それ以外はベンチ脇で、捨て猫みたいに並んで、肩を寄せ合うようになる。
そうなると、相手チームに「野次」を飛ばすことで、出られないストレスを発散する。
そのうちに、アドレナリンが放出されてきて、今度は味方チームの失策にも容赦なく野次り出す。
こうして、補欠軍団はふて腐れていき、態度が悪くなるので、代打や代走にも起用してもらえなくなる。

試合に勝とうが負けようが、もっぱらの楽しみは帰り道、駄菓子屋で1個20円のパインシャーベットを 買い食いすること。
親に買って貰ったユニフォームも、汚すことなく着て帰ると、補欠であることがバレるのが嫌だったので、ひとりグラウンドでヘッドスライディングをして、わざわざ汚して帰ったこともあった。
駄菓子屋のおばばから、ポジションを聞かれるたび、バツも悪くなった。
しかも当時、ロッテ・オリオンズの野球帽をかぶって、「サード・有藤通世」を夢見ていたんだからね。
まさしく幻想だったよ、幻想…
その頃から、アンチ巨人となり、人気のなかった「パ・リーグ」のロッテばかり応援していた。
だから、代打や代走を応援するのは、補欠だった少年期の夢叶わぬ姿を、投影するからであろうか。
「補欠」=下手くそ 「浪人」=頭が悪い 「げっぽ」=足が遅い 悪い印象を持たれていた頃だったので、激しく抵抗したんだと思う。

それにしても、補欠をポップな調子で、リザーバーに言い換えるだけで、イメージは変わるものだ。
補欠という言葉のどこがいけないんだという話なんだけど、補欠から連想させられるイメージと字ずらがカッコ悪過ぎるので、気持ちが萎えちゃう訳よ。
それこそ、大相撲の番付「序の口」=ふんどしかつぎ みたいなもんである。
こうして、補欠だバケツだ、ホレ、おケツだと言われた僕は、サッサと野球に見切りをつけて一ヵ月後…

「わんぱく相撲」の小学生力士として、公衆の面前で、セクシーな「半ケツ」を披露していた。
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