2012年02月20日

バーテンダー

去年の今頃だったかな…
テレビでアイドルグループの相葉くんが演じる、「バーテンダー」というドラマが放送されていたのは。

僕も、話のネタに2〜3回ほど観たかと思う。
人気アイドルが演じたバーテンダーだから、一躍バーの仕事に興味を持った若い人もいただろう。
だが、実際はあんな清流のようなビルド(作り方)は、コンクールに出場するようなメンバーであり、多くは独特で個性あるビルドに収まっている。
俗にオーセンティック(古典)と呼ばれる、ホテルのバー、名門のバーであれば、教科書に近いセオリーを遵守するが、普段の気楽さで過ごしたいのであれば、街場のバーは訪れやすい空間である。
その使い方は、お客さん自身、「T.P.O」に合わせればいいかと思う。

だが、バーは敷居の高い代名詞として、勝手に思い込まれている。
そのため、来店をためらわれる人も多いのも事実だ。
僕の立場で言えば、「ジントニック一杯、千円請求されますか…」程度なんだけどね。
メディアで見るバーと、街場のバーでは、様々なスタイルがあるので、単純に一括りにはできない。
でも、いちいち細かく腹を括らなきゃ、扉を押せないようでは、席についても高が知れている。
だからと言って、背伸びした態度、悪趣味な態度は、すぐに見抜かれてしまう。
それに、バーテンダーに嫌われたお客は、どこに行っても嫌われる対象客になっていることに驚く。
逆に、一目置かれているお客さんは、自然な態度と会話で寛げるから、どこの店でも評判がいい。
バーは、人間の縮図が見えたりするところだから、態度や会話は大人の寛ぎであってほしい。

当店、常連のお客さんだけで、固まるような気配はない。
寧ろ、気楽に過ごしていれば、自然と人間関係が築けていけるものだ。
まあ、いきなり誰かと親しくなろうとするのは高望みだが、不定期ながら扉を押していれば、マスターや他のお客さんらと、自然に親しくなれる空間が広がる。
ただ、そこに行き着くまでの自意識が強いと、せっかく芽が出かけた関係を楽しめなかったりする。
バーに何を期待するかは、個人によるが、「自分はこう過ごしたい」と、態度で表明することも大事。
バーの人間関係は、干渉し合わないけど、ちゃんと気にはかけておく、都会的な優しさに包まれている。
その意味で言えば、バーは見るんじゃなくて、バーは知る世界なんじゃないかなと思うね。

当店の扉を押して、「イケメンマスター」を幻想しているようでは、その想いは打ち砕かれるだけなので、やめておいた方がいい。
それこそ、相葉くんじゃなくて、ゴメンね…  でもね、25年ぐらい前はさぁ…$%&#  独り言!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする