2012年02月18日

雪はこんこ

17日早朝、新潟市中央区の雪景色に驚いた人は多かったであろう。

その5時間前、深夜1時過ぎ、店内で二人のお客さんと三人で世間話をしていた。
会話が途切れて、フト窓の外に目を向けると、雪がしんしんと降り続いている様子だった。
示し合わせたかのように、「予報通り、雪が積もりますね…」と、思わず相槌を打ち合う。

スピーカーからは、Andy Willams “Show Me” が流れてきた。
その曲のおかげで、狭い店内、ちょっとしたファンタジーな空気に包まれた。
静かな雪の日には、ジャズヴォーカルの名曲が似合う。
夜の新雪に音楽を乗せるとしたら、明るくて小粋な男性ヴォーカルが最も似合うと思う。
雪国の大変さを緩和させてくれるような、ロマンチックなムードがある。

その内のお客さんが、3杯目のお湯割りを片手に、「もっと降れ、もっと…」と嬉しそうに呟いていた。
雪が積もると、仕事が増える職業であることには違いないようだ。
雪が積もれば、困る人もいる一方、雪が積もれば、喜ぶ人もいる。
社会の仕組は、ほどほどのバランスで成り立っていることを、改めて知ったような気がした。
そういえば、こんな諺があったよね… 「風が吹けば桶屋が儲かる」 そうだ、これだよね。

閉店近くに扉を開けたら、もう雪が、30cm 近く降り積もっている。
それでも傘も差さず、「いいぞ、もっと降れ、もっと…」と、喜んで帰宅したお客さん。
ズッポリと埋まった足跡を眺めていたら、何か懐かしい童謡が頭の中で鳴り響いて来た…
♪ 雪やコンチ あられやコンチ 降っても 降っても まだ降りやまぬ
♪ 犬は喜び 庭かけめぐり 猫はこたつで 丸くなる  (この歌詞、1番と2番、どっちだったかな)

「雪はこんこ」 僕はやっぱり、日本人、雪国新潟下町育ちなんだな…  
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする