2012年02月02日

友を見舞う(1)

2日正午、吹雪の中、コンチさんの車に同乗させていただき、新発田の某病院へ向かった。
目的は友を見舞うため、病院で下ろしてもらい、帰りも拾っていただいた心遣いが温かかった。

僕の高校時代の友人が、不治の病で何年もの間、病院で闘病生活をしている。
そんな彼とは、つまらないプライドをかけて、放課後の体育館で殴り合いの喧嘩もした間柄である。
社会人になっても、毎年欠かさず年賀状を届けてくれ、五年に一度は酒を酌み交わした大切な友人だ。

僕にできることは、毎年の年賀状代わりに友人を見舞い、年老いた母と姉を励ますことしかできない。
それも無理のない範囲で、この先も続けて行けることだけする考えである。
友人の大切さを説く気はないが、自身のこれからも投影されると思えば、友情は粗末にできない。

彼はチューブにつながれ、ベッドで痩せ細り、直接胃への流動食で言葉も交わせない。
それでも、大きくうなずきながら、目だけは僕の顔を見つめている。
これからも自らの意思で会いに行くし、友人だから目をそらさない。
孤独にさせてはいけないし、逆に僕の気持ちも孤独にさせないでほしいんだ。
それでいながら、お互いの人生なんだから惑わされず、この先も長い友人づきあいをしていきたい。

バイパスから見えた、山間の雪景色がきれいだった…  今度、コスモスが咲く頃、会いに行くよ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする