2012年02月06日

雪道の銭湯

5日、昼過ぎから、二週間ぶりの銭湯へ。

天候は穏やかだが、前日まで降り積もった雪の量が気になる。
「こんな日に行かなくても」とは言われるが、こういう日だから行くのである。
寧ろ、出掛けの玄関先で、拍子木を打ち鳴らしてもらいたいぐらいだ。

早くお湯に浸かりたいので、自転車を動かしたが、思いの外に除雪が進んでいなかった。
それでも、行きは銭湯という目的があるので、雪道の悪さはそれほど苦にならないが、問題は帰り道だ。
湯上りは、マッタリした気持ちの上、心地よい湯疲れも感じている。
そのまま、普通に自転車に乗って帰りたいのだが、雪道にその走行を阻まれてしまう。
銭湯は沼垂の住宅街にあり、地域住民はご年配の方も多く、雪かきもままならない状態である。
そんな雪道の状態を、自転車を押して往復したので、汗だくにはなるわ、両腕と肩腰が軽い筋肉痛となるわで、何のために自転車を出したのか、全く用途をなさなかった。
片道徒歩15分ほどの距離ながら、逆に疲れを抱えて帰宅。

いつものサッパリとした表情ではなかったらしく、相方から、「どうしたの」と聞かれたが、「いや、別に」と 軽く答え、そのまま浴室に洗面道具を置きに行った。
こんな雪道に自転車を出すどころか、乗らずにただ自転車を押して往復してきたことを知った日には、「あんた、何考えているの」と言われるだけだからね… 沈黙、沈黙。
僕にとって自転車は、可愛いペットみたいなもんだから、一緒に行かないと寂しがるんだ…なんてね。

次回の雪道は、洗面道具を背中におぶって、竹馬で銭湯へ行くぞ、 おー!
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2012年02月04日

泣いた赤鬼

3日は節分の日。 節分と言えば、豆まき。
その豆は「鬼は外」と叫ばれ、鬼に向かって投げられる。

昔から、鬼は世の嫌われ者である。
でも、僕は世間が思っているほど、鬼は悪い奴ではなく、本当は良い奴なんじゃないかと思っている。
子供の頃、母親から読み聞かせてもらった、絵本「泣いた赤鬼」の童話を今でも覚えている。

ある村で、心の優しい赤鬼が、村の人間たちと仲良くなりたいと願っていた。
だが、その怖い容姿を受け容れてもらえず、ずいぶん寂しい思いをしていた。
そんな、赤鬼の寂しさを見ていられず、友人の青鬼がひと芝居打つことを提案する。
村で青鬼が大暴れしているところに、事前の打ち合せ通りに赤鬼が現れて、悪い青鬼を撃退したように見せかけたことで、村人から慕われるようになり、願い通り親しくもなれた。
その後、青鬼から連絡が途絶えたことに気がつき、青鬼の棲家を訪ねると、入口に看板が立てられて あり、そこにはこう書かれていた。
「ぼくがいると、また村人が怖がるので、ここから去ります。 さよなら…」
それを読んだ赤鬼は、その場で泣き崩れた…

赤鬼は自分のために、青鬼を犠牲にしてしまったことへの償いの涙と、それにただ甘えていただけの 自分に対する憤りの涙であった。
この童話を読んで感じたことは、本当に人間らしかったのは、実は鬼だったんじゃないだろうかと。
容姿は鬼でありながら、内面は温かく人の心がわかる鬼。
容姿は人でありながら、内面は冷たく人の心を知らぬ人。
この場合、どちらが本当の鬼なのであろうか…
涙を流した赤鬼の感性、静かに去った青鬼の男気。
どちらの鬼も好きなんだけど、ふたりを結びつけたものは、なんだったんだろうね。

小さい子供がいる家庭の親であれば、枕元で静かに絵本を読んで、聞かせてあげればいいだろう。
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2012年02月03日

東京日記

2日夕方、乱雑な書棚を整理していたら、一冊のファイルを見つけた。
「過去の私物は整理したはずだけどなぁ…」と思いながら、広げて見て驚いた。
それは、今から14年前の僕自身の日記であった。

時はさかのぼり、98年1月1日〜2月23日の54日間、東京生活での出来事が克明に記録されていた。
「そうか、思い出した」、なぜか突然、新年から日記をつけてみようと思い立ち、意気揚々に書き始めたが続かなかったんだ。
しかし、よくもまあ、そんな書く気になったもんだと述懐しながら、改めて読み返してみると、これがまた喜怒哀楽な日々が綴られている。
書いていたときは、面倒だと思っていたが、こうして14年後、「47歳になった僕」が、「33歳だった僕」を 読んでいるんだからね。
しばらく、夢中になって活字を追ってしまった…

98年の今日2月2日、東京南青山の「ブルーノート東京」で、「ミシェル・カミロ&ジョバン・ニダルゴ」の ステージを鑑賞していた。
その後、青山から表参道に出て、原宿神宮前の行きつけのバーで過ごした。
帰りは明治通りでタクシーを拾い、井の頭通りから甲州街道を経由して、深夜2時に帰宅の記述。
23日までの記録があるので、この先の文中に関連ずけられることがあれば、少し付け加えようかな。

そんな、14年前の翌月… 僕は、独身生活にピリオドを打つことになる。
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2012年02月02日

友を見舞う(1)

2日正午、吹雪の中、コンチさんの車に同乗させていただき、新発田の某病院へ向かった。
目的は友を見舞うため、病院で下ろしてもらい、帰りも拾っていただいた心遣いが温かかった。

僕の高校時代の友人が、不治の病で何年もの間、病院で闘病生活をしている。
そんな彼とは、つまらないプライドをかけて、放課後の体育館で殴り合いの喧嘩もした間柄である。
社会人になっても、毎年欠かさず年賀状を届けてくれ、五年に一度は酒を酌み交わした大切な友人だ。

僕にできることは、毎年の年賀状代わりに友人を見舞い、年老いた母と姉を励ますことしかできない。
それも無理のない範囲で、この先も続けて行けることだけする考えである。
友人の大切さを説く気はないが、自身のこれからも投影されると思えば、友情は粗末にできない。

彼はチューブにつながれ、ベッドで痩せ細り、直接胃への流動食で言葉も交わせない。
それでも、大きくうなずきながら、目だけは僕の顔を見つめている。
これからも自らの意思で会いに行くし、友人だから目をそらさない。
孤独にさせてはいけないし、逆に僕の気持ちも孤独にさせないでほしいんだ。
それでいながら、お互いの人生なんだから惑わされず、この先も長い友人づきあいをしていきたい。

バイパスから見えた、山間の雪景色がきれいだった…  今度、コスモスが咲く頃、会いに行くよ。
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2012年02月01日

2012 February

【2月定休日】 
    5日(日)・12日(日)・19日(日)
(2月日曜営業)
  29日(日)/ 深夜1:00 まで

 住所   新潟市中央区 東大通2−9−5 
 電話   025−247−1644
 営業時間 19:00→深夜3:00
 定休日  日曜日 
 客席数  カウンター10席  ボックス席(5~7名)有。

【徒然なるまま…】

もう2月か… 早いなあ。
年齢を重ねると、月日が経つのが、早く感じるという。
あまり、外出をしなくなるからかな。
職業柄、日付をまたぐので、一瞬今日は何日の何曜日かさえ詰まることがある。
夜の生活リズムなので、静けさに時間が溶け込んでしまうからだろうか。
疲れが極めて溜まり、日暮れとともに目が覚めた日には、錯覚的な後悔に駆られてしまう。
だから、陽射しを浴びると新鮮な気分になれるし、日中は季節のある風景で心を和ませたくなる。

そんな僕の季節感を、日々視覚で訴えてくれるのが、窓から見える桜の木である。
年中、外出する前に、枝葉の揺れ具合を確認して、洋服の枚数を着込むのに役立てている。
こうして生涯、桜の木を見続けて、自分の気持ちの中に、季節感を取り込んでいくのかな。
それにしても、時が経つのが早くなってきた…
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