2012年01月21日

音楽隠語 GIG

21日 冬の新潟ジャズストリート。

全体を見渡せば、新しい音楽を発見するつもりで、会場を聴き歩くにはいいかと思う。
音楽なんて、それまでの音楽体験から培われただけの耳でしかない。
僕の場合、それがジャズだっただけのこと。

ジャズにありがちの変なエリート意識はないし、「これはジャズではない」などと、狭い聴き方もしない。
それが予め、構成されたフュージョン音楽だとしても、何の抵抗もない。
そもそも、個人の曖昧な基準で聴いているのだから、本質もへったくれもない。

僕はジャズが持つ「グルーヴ」や「インタープレイ」が好きなので、耳ざわりはどうしても即興的で瞬発力あるジャズが中心になっている。
その中で、好みの演奏スタイルやプレイヤーを、自分なりの方法で見つけ出すようにしていた。
当然、趣向において、リスナーの雰囲気、聴かせどころなんかも変わってくる。
CDで聴くジャズは、告白的で情感溢れる演奏を好むが、ライブで体感するジャズは、野生的で泥臭い演奏を好んでしまう。
強烈なインパクトを与えるための、フリーフォームなんだからね。

人前で演奏する以上、プロであるべきだ。
ギャランティーが発生するのであればなおのこと。
上手い下手はともかく、間延びしたジャズは聴く気がおきない。
中には、自分たちが楽しく演るためだけ、技量や緊張感を排除したグループもある。
それが行き過ぎると、自分たちの純粋さを証明するかのように映ってしまう。

その上での、エンターティメント」であるべきだし、ハイレベルに新潟が賑わうことが望みでもある。
それが、新潟のジャズプレイヤーの願いだったはず。
僕もライブを一緒に楽しんでいるが、どこか硬質な目を持つ、もうひとりの自分もいる。
当然、良し悪しの問題ではなくてね。

たまには、こんな文脈があってもいいでしょ…
店では他愛のない会話以外、たまにお客さんとコミカルなジャズ談議で盛り上がるときもある。

これも “GIG” (音楽隠語=言葉の意味はお調べ下さい)である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする