2011年12月24日

戦場のXmas

今日24日は、いろんな街角で、「Xmas Song」が流れているだろう。

83年日英合作映画、「戦場のメリークリスマスのテーマ音楽」(坂本龍一)が好きだ。
舞台は、第二次世界大戦下のジャワ島奥地で、Xmasとは縁のない捕虜収容所での物語である。
灼熱感がXmasとは似つかないが、人の心を包むように響くメロディーに、誰もが虜になったと思う。

南の島なら、静かなサイパンが好きだ。
夕暮れ時は、ビーチに寝そべって、この曲を繰返し聴いていた。
実際、サイパンは灼熱の戦地だったから、映画のロケーションとメロディーが絶妙に交じり合う。
シンプルなノートの繰り返しながら、急に曲のムードが変わり、苦悩と混乱、雲のすき間から光りが差し込むような、希望と平和を表現した、厳格な展開が魅力的な曲である。
歌詞が入ると、ビジュアルは型にはまってしまうが、インストは創造に広がりがもてる。
アレンジはすごくシンプルながら、「自由なXmasがある」ことを歌ったテーマだと思う。

映画では、北野たけし演じる鬼軍曹が、「Merry Christmas, Mr. Lawrence」と、声がけした場面は、戦争という心のわだかまりを洗った台詞のように聞こえた。

僕の中にあるXmasは、季節はずれの「戦場のメリークリスマス」である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする