2011年12月16日

悪い冗談

数日前の新聞を何気なく読み返していたら、社会面にこんな記事が載っていた。

国内線の航空機に搭乗した男性客(33)が、自分の手荷物を指し、客席乗務員に「爆弾が入ってる」と冗談を言ったため、出発が1時間遅れたという。
確か十年ほど前にも、社用で訪れた日本人が、国際線の客室乗務員に、「Bomb」(爆弾)と冗談を言い騒然とさせ、後から賠償請求された事件があった。

総じて、日本人はユーモアのセンスがないと言われる。
ユーモアは、テレビのお笑い芸人に任せておき、もっぱら笑う側になろうとする気質がある。
昼の長寿番組、「笑っていいとも」なんかは、日本人の笑いの構造を表してるようにさえ思える。
普段から笑いが受身過ぎるので、自分が冗談を言おうとすると舞い上がってしまい、とんでもないことを言ってしまうのかな。

その傍ら、気さくな間柄や酒の席にもなると、なかなかのユーモアを発揮する。
特定の人、特定の場所だけで取り交わすユーモアは、抜群の個人芸のようにも思える。
日本人はシャイなので、あまり表舞台では言いたがらないけど、内気な笑いを好む性質があるのかな。
きっと、「照れ屋の目立ちたがり屋さん」なのかも知れないね。 (笑)

新聞の末尾に男性客が、「お騒がせして申し訳なかった」と、極めて常識的な謝罪コメントが載ったが、おおむね、真面目な人が言い慣れない冗談を言ったがための、珍事件だったと思える。
「自爆おやじ」は、搭乗を拒否されたというが、場所によって、冗談では済まないこともあるからね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする