2011年12月02日

異邦人

万代付近はコンパクトに、都会と田舎が入り交じっている街である。

人を形容する仕方に、都会の人=冷淡・薄情、田舎の人=温和・人情とイメージで括られやすい。
前置きしておくが、ここで使う田舎に過敏反応しないでほしい。
僕は逆の見方で、都会のイメージこそ、センスアップされた優しさだと思っている。

エレベーターであれば、誰かの行き先階ぐらいは、気軽に押せるだけの余裕がある。
ドアは後続の人がいれば、少しの間を支えてやるだけの気配りができる。
エスカレーターの片側を開けておくことも、周辺配慮ができていることだろう。
これら、自然な身の振舞い方こそが、都会人のスピードとスマートさだと思う。
スマートさは優しさであり、優しさとは強さであろうし、強いことは都会で生きられる証だ。
都会人だから、人に優しいし、それが田舎者だったら、感覚的に乏しいからできないと思う訳。
善し悪しではなく、新潟の玄関周りで生活しているからこそ、その差がわかるときがある。

1ヶ月前に、こんな出来事があった。
両手に重い手荷物を抱えながら、やっとの思いで自宅マンション、入口オートロックを解除した。
するとドアの真ん中で、いい年をした恰幅の大きい男が、我が物顔でドアが開くのを待っていた。
ドアが開くと、スタスタとエントランスに入り、サッサッと自分だけエレベーターに乗り込もうとしていた、 不遜な態度に思わず怒りをあらわにした。
「失礼だろ、おたくのために、ドアを開けたんじゃないんだよ!」と一喝。
普段、小さいことにいちいち怒るほど、無駄なエネルギーは使わないが、さすがに言葉が衝いて出た。

初めて見る男は、どんなに人に偉そうな態度を取っているのか、自覚がないのだと思われる。
この場合、品性の問題に行き着いているのかも知れないね。
都会に紛れ込んでいる田舎者とは、こういう男のことを指すのだ。

こういう僕は…  新潟の異邦人なのかな。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする