2011年10月05日

おじさん(3)

自分の年齢に、タメ息をついては、愚痴ばかり言っている、おじさんを見かけるときがある。
若者らは、そんなおじさんを見て、「年を取ると、つまらなくなるのかな…」と思うはずだ。
だから、僕らおじさんは、楽しく過ごさなければ、若者に示しがつかない。
おじさんが、湿気菓子のような発想をしながら、若者に無責任なエールを送っているようじゃだめだ。
現実にいいことなんてそう多くないが、人に見られていることを考えれば、そういうネガティブな発想から少しは襟を正せるようになるであろう。

3日夜、テレビ番組「SASUKE 2011 秋」を観ただろうか。
単純に言えば、あんなのは障害物競走である。
あれをクリアーしたところで、何が面白いのかなと思う人もいるだろう。
だが、あれこそ、おじさんの生き方を投影した、ドキュメンタリー番組に思えないか。
地に足が着いていないことにも、一生懸命になっている、あの姿を見て何かを感じないか。
池に落ちたり、泥まみれになったり、制限時間に間に合わなかったり、あれこそ人生そのまんまだ。
それでありながら、笑顔を絶やさず、今をイキイキ生きている姿が共感できる。
若者は、つまらない、「オヤジギャグ」を疎んじているけど、はたして、バカなギャグのひとつも言えないおじさんに魅力を感じるであろうか… 僕は感じないね。

おじさんたちは、名作映画、「ロッキー」の主人公になろうとしているのだ。
つまり、「ロッキー」のように、挑戦できる喜びに、「男の原点」があるのだ。
そこに、恋人エイドリアンの緊張を解した、「オヤジギャグ」があれば、みずみずしいではなかろうか。

「どうでもいいようなことを、何でこんなに夢中になるのか、気が知れない」と言われたことはあるか。
僕は、こう思っている。
容姿は変わるが、いつまでも、「青春の匂い」を感じさせる、おじさんは魅力的である。
少年の目を忘れていない、ひたむきさとでも言おうか…
若者に道標を残していくおじさんは、こういうタイプなんだと思う。

だから、タメ息ばかりついて、「若者の夢を壊すな」である!
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする