2011年05月23日

19時の万代

開店19時に合わせて、店の準備をしているので、「19時の街」の雰囲気がわからない。

普段、街にいない時間帯に身を置くと、新鮮な空気を感じるかと思い、19時の万代へ徒歩で出かけた。
日曜とは言え、行き交う通行人の顔ぶれも違えば、普段から利用している店の雰囲気も少し違う。
街中は節電対策の影響もあり、活気があるとは言えず、昼と夜では街の表情が明らかに違う。

某喫茶店チェーンに入り、コーヒー片手に店内を見渡すと、驚くことに全員が女性客だった。
多くは、ケータイをいじっていたり、雑誌を眺めていたり、目的もなくボッーとタバコをふかしていたりと、ぼんやり時間をつぶしている印象である。
女性たちが、どこか孤独に見えるのは、見る側の気分もあるのだろうか。
そんなことを感じながら、持参した文庫本のしおりをめくって、ミステリー小説に没頭した。

やがて活字に飽きた頃、腕時計を見ると20時が迫ってきたので、少し慌てて喫茶店を出た。
途中、行きつけの生花店の店員さんが閉店準備をしていたので、先週あるご夫婦にお届けした花束のお礼挨拶をしたそのとき、ケータイが小刻みに振動した。
それは相方からで、「パスタを茹でるから、早く帰ってきて!」とのこと… 「あっ、はい…」
私の長い足のコンパスは、手前の横断歩道を華麗なランニングで横切って、家路へと猛ダッシュした。

俺って、小学生のガキみたいだろ…
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする