2011年03月02日

卒業式の夜

1日、新潟市の高校で卒業式が始まった。
初々しい卒業の姿を色に例えると、オレンジ色が最も似合うと思える。
そんな私にも高校の卒業式に思い出がある。 とは言ってもその夜のことだが…。

当時、東堀の雑居ビルのスナックで仲間と卒業の打上をした。
高3の秋ともなると部活は引退となり、後は卒業をおとなしく待つ身となる。
特に部活や道場の練習に明け暮れていた分、大きな揺り戻しが来るのがその頃である。
放課後は帰宅するだけなので、バイトを励むようになり、バイト代で好奇心を満たすようになる。
もうその頃には、高校生の分際でスナックにボトルをキープしてあり、たまに学校帰りに学ランを裏返しにまとい、一人で飲んでいたんだから、とんでもない学生だった。
おそらく最後まで一部の仲間を除いて、そんな一面があったことは知らなかったはずだ。
それで進路指導の先生には、「警察官を目指します」と豪語してたんだから、今思えば世間知らずのまま、お情け同然で卒業させてもらった印象がある。
志と行動がともなっていないのだから、目標など夢のまた夢であった。

そんな卒業式の夜、行きつけのスナックでウイスキーを飲んで、カラオケは歌うは、デュエットはするは、若さとは弾けるものである。
皆ほろ酔いで古町通りを白山神社方向に歩きながら、二度と戻れない高校時代を名残惜しんでいた。
同時に未知の経験をできるこれからを思えば、ワクワクした気持で好奇心の目を輝かせていたものだ。

その経験で言えば、高卒の若者の好奇心を叶えてあげたいと思うのは、私ら世代の親心でもある。
いつの時代でも、目の輝きだけは失ってほしくないと思う。
そうじゃないと、こんなオッサンになってしまうぞ!
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする