2011年02月20日

Michel Camilo (P)

私はジャズをレコードで聴き込んだタイプではなく、生演奏を至近距離で体験してきたタイプだ。

その志向で言えば、様々な一流ジャズプレイヤーの映像が、今も頭の中で鮮明に記憶されている。
中でも最も数多く見たライブステージは、ジャズピアニストのミッシェル・カミロである。
東京在住時を初め、新潟からでも毎年ブルーノート東京へ聴きに行っていたほどだ。

彼のような爆発的なピアノスタイルは、まず日本人には絶対いないタイプである。
機関銃のように音を乱射しているのに、きちんとデザインが描かれているのだ。
一口で言えば、ダイナミック・パワフル・テクニカル・ハイスピード・エネルギッシュ…
全ての言葉があてはまる、超ド迫力なステージを目の当たりにしたら、腰が抜ければ余韻も抜けない。
技巧派ぶりを取り上げられるが、実は情感が溢れるバラードのフィーリングも抜群にイイ。

そしてインタープレイの申し子のような、凄腕のメンバーを引き連れてくることも大きな魅力だ。
演奏終了後、会場が低音のどよめきに包まれた瞬間は、それはもう衝撃的な光景だった。
世界中には凄い連中が、ゴロゴロいることを見せつけられた。
強烈な瞬間に立ち会ってこそ、興味が刻み込まれるはずなんだ。

まだ見ぬ人はジャズのライブ観が広がり、記憶にとどまる瞬間になることは間違いない。
日本でも知られた存在になったが、知らなければ 【ミッシェル・カミロ】 …お見知りおきを!
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする