2010年11月02日

相合傘

それはもう、素敵な相合傘だった。

1日15時頃、万代の横断歩道で信号待ちをしていたら、突然スコ−ル級の雨が降り出した。
特に急ぐ用事でもないので、しばらく後方の建物で、ぼんやりと雨宿りをしていた。
周りに同じ状況の人もいたが、青信号で渡って行けるのは、傘を持っている人に限られる程の雨量だ。

そんな中、バスの発車時刻でも気にしているのか、友人が少なそうな文学タイプの少女が、ソワソワと落ち着きのない様子を見せていた。
すると、脇にいた初老の男性が、その彼女に何やら話しかけ、そっと自分の傘をかざしたと思ったら、青信号になった横断歩道を相合傘で歩いて行った。

その二人の後ろ姿はまるで、雨の水色光線を浴びながら、誰もいない“ダンスフロア−”に向かうような、けがれのない素敵な光景であった。
何か、「きれい」と「美しい」の違いを見たような気がした。

ヨッシャ−、わしゃ決めた!
天気予報では、2日も雨マ−クである。
私は着物姿で、竹と和紙の“番傘”を差して同じ横断歩道で、傘のない若い女性を待っていよう…かな?
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする