2010年10月19日

Body And Soul

秋の夜長は少し内省的に、極めて告白的な曲を聴きたくなる。

「ザ・キュア」/キ−ス・ジャレット・トリオ (ライブ・イン・ニュ−ヨ−ク 1990)
その中でも、13分強に及ぶ、“ボディ・アンド・ソウル”は、私個人が選ぶ名演である。
最近、店の開店準備の合い間、よく流している曲だ。

演奏の出だしは、ささやくように語りかけてくる旋律に、ス−っと魅きこまれていく。
次第にベ−スとドラムが、絶妙なタイミングで、その会話に加わってくる
そんな彼らの美意識がひとつになって、より魅力的な深い曲に仕上げてくれる。
しかも、即興のワンテイクで観客の気配や拍手までも、楽器の一部として取り込んでしまうのは魔力だ。
もうこの曲を何度、リピ−トしたことやら…。

疲れた心を癒されたい時、間接照明の部屋で、静かに気持を傾けたくなる一枚である。
聴き終わったら、きっと窓を開けて、秋の夜空を眺めたくなるであろう。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする