2010年10月18日

十三人の刺客

映画をゆっくり観るには、公開終了間近の日曜レイトショ−が狙い目である。
今から二時間前まで、180名ほど収容できるホ−ル最中列真中で、二人貸切状態だった。
それこそ、“究極な空間の贅沢”で観た映画は、【十三人の刺客】(2010/日本映画)。

物語は江戸時代末期。
残虐非道な暴君、“バカ殿”を暗殺するため、秘密裏に13人の侍(刺客)が集結した。
戦は“13人対200人以上”の、壮絶な殺陣が繰り広げられるスト−リ−はシンプルで分かり易い。

だが、その裏側に隠された尋常ではない表現こそ、映画が必要とされているんだと思わせた。
それは、死を覚悟した13人の侍を、「可哀想だ」と思った人は、侍のことをわかってないのだ。
孤高な犠牲があって、今を生かされていることを知れば、「あっぱれだ!」と言うのが筋であろう。
“14人目の侍”になったつもりで見れば、その意味が解るんじゃないかな。

男という奴は、棒倒しや騎馬戦のように、敵味方が入り乱れた戦いになると、アドレナリンが放出されてくるけど、これこそ男だけのDNAなんだろうね。
夜道、相方から、「歩き方がいつもと違うんじゃないの?」と、指摘された私は、“単純男”なんだろうな。

総括。 女には見せたくない、「男の映画」である。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Cinema Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする