2010年08月28日

また会えてうれしいよ

今夏、小中高校時代を通して、旧知の友人や後輩達が店へ訪ねに来てくれた。
遠くは35年ぶり、近くても28年ぶりに会った、旧友らと再会して過去に重みを感じた。

昔から同窓会や部活のOB会から、知らせが届いても断っていた。
封印したい過去がある訳ではないが、その昔話に浸るのが性に合わなかった。
だが、今はずいぶん変わったと思う。

男は40歳を過ぎる頃、見える社会は広がるどころか、逆に狭くなっていくものだ。
日常の行動範囲は限られてくるし、今更どこかの街へ移り住もうとは思わなくなるからだ。
そして、何よりも人づき合いが職場関係に、凝り固まってくるからであろう。

特に職場の人間関係は、絆があるように思えても、所詮は職場の枠内でしかない。
人情的に割り切れないかも知れないが、裏を返せば、排他的な性質を隠し持っている人間や、策略的に接近をしてくる人間も多い。
そうなると、誠実な人間関係は、どこにあるのだろうか?

私は利害関係のなかった、学生時代に安らぎがあることを知った。
会っても仕事の話などせず、会社や立場も関係なく、呼び捨てやあだ名で呼びあえる関係に戻れる。
あの時代、確かに仲間内で、自分が存在していたことを実感できるのだ。
それは誰もが、自分自身を見失いたくない、証なのではないだろうか。
誰だって、独りぼっちは嫌だろうし、昔のように気が合う仲間とつるんでいたい訳だ。
そう思うと、人は誰かに語られたいし、自分を語ってくれる人のもとへ行くのかもしれないね。

そんなことを記していたら、急に奴と会いたくなってきた。  …明日、電話してみよう。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする