2010年05月19日

Mr. Hank Jones 逝く

16日、世界的なジャズピアニスト、ハンク・ジョ−ンズ(91歳)が、ニュ−ヨ−クで死去した。
今年2月の日本ツア−が、人生最後の海外公演になったという。

新潟公演を聴けたことは、現代の奇跡と言っていいだろう。  (3月1日/ライブリポ−ト参照)
キャノンボ−ル・アダレイの名作『サムシン・エルス』から、「一度は聴きたい」との想いが叶ったからだ。
そのスタイルに派手な自己主張はないが、気品のある旋律に敬愛を込めて、ジャズファンは彼のことを、「ミスタ−・スタンダ−ド」と呼んだ。

親日家の彼は、己の死期を悟っていたかのように、日本のファンへお別れを言いに来たようだ。
会場で会った知人とも、「これが最後かもね…」と相槌を打ってから、わずか二ヵ月半だったとは。
公演後、晴々した気持の中にも感傷が残ったのは、そんな意味が含まれていたのかもしれない。

奇しくも48年前の今日5月19日、マリリン・モンロ−が、ケネディ大統領の45歳の誕生パ−ティ−で、「ハッピ−・バ−スディ」を歌った際、ピアノ伴奏したのがハンク・ジョ−ンズだった …奇談である。

Mr. ハンク・ジョ−ンズ 逝く 享年91歳  合掌。
posted by GIG at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする