2010年05月09日

商いは飽きない

飲食店の現場は過酷な割に、構造的に儲かる商売とは言い難い。

7日、大相撲の元横綱・若乃花がプロデュ−スした、“ちゃんこダイニング”の運営を委託された会社が経営破綻し、東京地裁に自己破産を申請したという。

若乃花本人は経営から退いていたが、著名人の名義貸しビジネスは悪魔の囁きに近いと思える。
それが多店舗展開にもなると、極めてリスクは拡大する。
説明は省くが “本人不在” ここに尽きる。
開店当初、意欲的に現場に姿を現すが、それはプロモ−ションに過ぎなかったりする。
ビジネスである以上、プロデュ−ス料も考えれば、企画全体が高コスト体質にならざる得ない。
更に本人不在なら、お客の期待感と満足度のギャップは大きいだろうし、最近はメディアで見かけなくなったことも影響したであろう。

自身の経験から言えば、流行で店が浸透すると揺り戻しが怖い。
流行で店へ行くから、その流行が過ぎ去った頃、そこの店へ行くこと自体、流行遅れとされてしまう。
それが良い悪いなどの問題ではないが、同様の現象が形を変えて繰り返されていると思う。

逆に経営規模は異なるが、本人が店先に立ち、地道に営業している元プロレスラ−の店(?)はいい。
 新宿 「ちゃんこ居酒屋/かんちゃん」(キラ−カ−ン)
 吉祥寺 「どりんくばぁ−/維新力の店」(維新力&穂積詩子)
店へ行けば、必ず本人がいるんだから、それはもうファンにとってはたまらない店だ。
だってさ、あのアンドレ・ザ・ジャイアントの足を折ったとされる、新潟出身のキラ−カ−ンが、目の前にいるんだからね…モンゴリアン・チョップ! (やばい…話が脱線してきた)
私にとって、これ以上の“コストパフォ−マンス”はない訳よ。
長くお客を惹きつけている理由は、“本人がいる” そんな当たり前のニ−ズを叶えているからだと思う。

昔から、商いは飽きないと言うではないか …商売は地道なもんなんだよ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする