2010年03月17日

名残雪かな…

週間天気予報を見ると明後日まで雪マ−クが出ている。
名残雪だろうか…

別れの時季である。
新潟を後にするお客様は、早くも七人目を数えた。
バ−は対面が軸なので、春夏秋冬で人間模様を見ていると、自然に情がうつるというものだ。
「この人とは二度と会うことがないのかな…」と思うと、扉を閉める後ろ姿に哀感が漂う。
その際、栄転だ左遷だのと無知で馬鹿げた勘繰りや、転勤理由を詮索したりせず、穏やかに見送ることが礼儀であろう。

バ−は寂しがり屋が集まると言われるが、その表現は正しくもあり誤りでもある。
そんな言葉足らずで語られたら、安っぽい人の印象で終わってしまう。
正しく言えば、周囲とも協調ができて、一人の時間も楽しめる自立した大人だ。
そして、朝になればまた生き返って、あるべき姿に向かうのだ。
言うのであれば、ここまでの言葉は必要だろう。
この場合、寂しがり屋という言葉はつけない方が、相手を尊重していることになると思う。
そして、不義理をしないことが、暗黙のル−ルではないだろうか。
ここで言う不義理とは、店と他の客に迷惑をかけないことだ。

こうして、自分の存在を残していくのである。
限られた日数の中で、別れを交わしに来てくれる姿に喜びを感じる。

私は毎年こう感じて、こう思って、新天地に見送っているつもりだ。
posted by GIG at 04:44| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする