2010年03月29日

チュ−ニング

停滞した曇り空が恨めしかった28日の昼下がり。
新潟市の中心部を歩いていると、あらゆる大型マンションで引越業者が荷作業していた。
新しい環境と向き合う時季である。

会社組織であれば、入社・転勤・配置換えなど、新鮮な相関図で仕事が始まる頃である。
年度予算も確定し、目標を達成する為の指針発表や辞令の交付など、程度の差こそあれ、大方どこの会社も新年度最初の朝礼になるであろう。

だが、しばらくすると、人間関係に不協和音を感じてくるのも会社組織である。
そのほとんどが、コミュニケ−ション不足と、言葉や態度で生じてしまった、余計な対人感情によるところが大きい。
そこをまとめるのが、リ−ダ−であり、変化に気づき始めるのが、だいたい5月頃だろう。
その時、5月の青空を見上げながら憂鬱に感じないように、普段から目配りしておかないと、今度は生々しい人間感情を目の当たりにするかも知れない。

私自身、全く気の利いた答えなど持ち合わせていないが、利害関係のない友人のアドバイスに助けられた時もあるので、老婆心ながらその陥りやすさを、少しは理解しているつもりである。

そんな大切な人間同士の不協和音を、正常にチュ−ニングし合える場所がバ−であり、本当の意味でコンセプトが  【GIG】(ギグ) でありたいと願っている。
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2010年03月25日

参院選出馬断念 前田日明

夏の参議院選挙に向けて、民主党公認候補として出馬調整していた、前田日明(元格闘家)が立候補を辞退した。

個人的に細かい事は抜きに、議員バッチをつけた姿を見たかった。
彼特有の感情表現は山っ気こそあるが、真っ直ぐな思考と突出した言語感覚は魅力だ。
そして、リ−ダ−の条件として、“わかりやすい人間”だと感じていたからだ。
加えて、学歴コンプレックスがない、颯爽感がいい。
社会的に学歴の効力はあるが、頭の一部分がいいに過ぎないだけで、人と正面から向き合えるかどうかが、本当の頭の善し悪しだと考える。

時代は60〜70年代の学生運動でのこと。
世間は東京大学を始め、一流大学の学生達が抵抗している位だから、「これは何かあるぞ」と誰もが思うようになっていたと聞く。
だが、その実態は世間も学生も、肝心の日米安保の内容すら理解しておらず、ただ騒いでいた連中も多かったとも聞く。
つまり、“誰が言っているのか”が、彼らの判断基準になっていたのかも知れないのだ。
そんな空気がまかり通ったら、それこそ自身の価値判断を放棄したことと同じになると思う。

会社を例に挙げれば、通達の度に「社長がこう言っているから」「本社はこうだ」などと、肩書きを出して説くリ−ダ−はいないか?
事象によっては、そういう言い方は避けられない時もあるが、普段からそんな物言いをしているリ−ダ−の下で仕事をしていたら、部下として不幸としか言いようがない。
きっと、そのリ−ダ−は自分の身のふり方さえも、会社任せにしているんだからね。

会社の肩書きがある人が言うから、言葉は重んじられるが、しっかりしたことを言っているかどうかは、全く別な次元である。
ヘタでもいいから、自分の言葉で語れるリ−ダ−は、どこか魅力を感じるものだ。

前田日明は “誰が”ではなく、 “何が” を自分の言葉で説くのが、持ち味なだけに少し残念だった。
そして今朝ほどの報道で、橋下府知事が北朝鮮からの批判に対して、「拉致被害者を帰してくれたら話に応じる」と突き返したという。

二人に共通していることは、まずは凛とした姿勢だ。
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2010年03月20日

本田選手のコメントについて

世界で頂点を目指す選手は、発言からして違うと思わせた。

サッカ−欧州リ−グで、日本人初の8強出場を決めた本田選手24歳(ロシア)のコメントだ。
「日本人初などに興味はない…目標はもっと上だから」と発言。
世界と戦っている選手への質問は、それはもう愚問でしかなかった。
日本が忘れかけている部分はここであろう。

最たるのが、2006W杯ドイツ大会でのブラジル戦後、某選手の敗退コメント。
「あのブラジルを本気にさせることができた…」
先制点こそ奪ったが、本気になられたらこのざまかと思った人もいたのではないか。
誰も本気にさせたことに声援は送らないし、勝負は臆病風に吹かれた方がだいたい負ける。
日本代表ともあろう選手が、言うべきことではなかった。

その意味で今回の本田選手のコメントは、いつまでも日本サッカ−は意識の上で後進国ではいけないと、あの若さで警笛を鳴らしたように感じる。
それはサッカ−だけではなく、スポ−ツファンであれば、噛み砕いてみる必要性はあるだろう。

サッカ−音痴の私ではあるが、今の日本スポ−ツ界に“ガツン”と響くコメントだったと思う。
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2010年03月17日

名残雪かな…

週間天気予報を見ると明後日まで雪マ−クが出ている。
名残雪だろうか…

別れの時季である。
新潟を後にするお客様は、早くも七人目を数えた。
バ−は対面が軸なので、春夏秋冬で人間模様を見ていると、自然に情がうつるというものだ。
「この人とは二度と会うことがないのかな…」と思うと、扉を閉める後ろ姿に哀感が漂う。
その際、栄転だ左遷だのと無知で馬鹿げた勘繰りや、転勤理由を詮索したりせず、穏やかに見送ることが礼儀であろう。

バ−は寂しがり屋が集まると言われるが、その表現は正しくもあり誤りでもある。
そんな言葉足らずで語られたら、安っぽい人の印象で終わってしまう。
正しく言えば、周囲とも協調ができて、一人の時間も楽しめる自立した大人だ。
そして、朝になればまた生き返って、あるべき姿に向かうのだ。
言うのであれば、ここまでの言葉は必要だろう。
この場合、寂しがり屋という言葉はつけない方が、相手を尊重していることになると思う。
そして、不義理をしないことが、暗黙のル−ルではないだろうか。
ここで言う不義理とは、店と他の客に迷惑をかけないことだ。

こうして、自分の存在を残していくのである。
限られた日数の中で、別れを交わしに来てくれる姿に喜びを感じる。

私は毎年こう感じて、こう思って、新天地に見送っているつもりだ。
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2010年03月15日

北桜の引退に思うこと

桜咲く季節を前に相撲界から功労者が引退した。
桜吹雪のような豪快な塩まきで人気だった幕下の北桜38歳である。

土俵人生23年、幕内在位は2年ほどながら、その社交的な人柄と前へ出る気迫溢れる相撲は熱心なファンからも愛された。
会見では、「体力・気力が続かなくなったが、気持の上では完全燃焼できた」と潔く決意を語った。

過去に何度か東京の両国国技館に相撲観戦へ行って感じたことだ。
国技館入りする人気力士らが、テレビのバラエティ−番組で見せる表情とは違い一様に仏頂面なのだ。
特に日本人力士に多く、ファンの声援に顔を向けるとか、拍手に笑顔で応えるなど、意外と日常のファンサ−ビスが不自然だった。
もちろん、巡業の花相撲とは違い、本場所であることは先刻承知だ。
だが、国技という名のもと、そんな手軽なファンサ−ビスをも禁じるような空気があれば、もはやモノクロ版としか言いようがない。
相撲の低迷が言われて久しいからこそ、立ち振る舞いや雰囲気なども人気回復への所作になるのではないか。

それらを理解して、実践していたのが北桜だった。
勝負は思い通りにはいかなかったが、ファンを獲得することに関しては大きな功績を残した。
その後は後進の指導にあたるというが、そこそこ喋りも上手いようなので、相撲教習所の講師なんかにも適していると思う。

今後の相撲界は、土俵の勝負には徹底的にこだわった上、明るさという照明弾を打ち上げて欲しい。
ゴタゴタ続きの時こそ、明るさが相撲を魅力的なものにしてくれる第一歩であろう。

北桜がファンから愛された理由は、このへんにあると思っている。
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2010年03月12日

記念日は大事に

11日の出かけ間際、相方から茶目っ気な口調で、「最近は一緒に食事してないね」とチクリ。
言われてみれば、休日はいつも一人で勝手気ままに行動していたことに気づき、内心は反省しながら、開店準備を進めていた。

そんな出来事から二時間後。
旧知の友から、「今夜は妻の誕生日なので、ディナ−の後に二人で顔出すよ」との連絡。
しかも、辛口のシャンパンまで持参して頂き、それはもうキリッとした口当たりが美味しかった。

記念日を大事にする二人は、いつまでも初々しく、人生もエンジョイしている証拠だ。
年齢は関係なく、人との出会いを無駄にせず、長い関係を大事にできるゆとりを感じる。
その感覚はいくつになっても大切だ。

今度の休日は一緒に食事に出掛け…わちゃ〜ホワイトディは…○○記念日だったことに今気づいた。

私の正体は…ズボラである。
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2010年03月11日

頑張れ 草食系男子

草食系男子などと軽く皮肉ったが、どうやら男の性意識が深刻らしい。

某避妊具メ−カ−の調査によると、男女のセックス頻度が減少傾向にあり、おしなべて世界規模では日本は最下位だという…消極的すぎないか。

個人的な意見だが、男はある年齢に達するまで、肉体本位で女性と接している時期があると思う。
ただ、世間体があるから、恋だの愛だの取ってつけた理由で自己満足している気もする。
その間、男の本能が強い時なので、相手へのエチケットを守った上で、頭が体に追いつくのを待つしかないようだ。 (女が男を理解する上で、ぜひ押さえておきたい点である)

若い頃は、性に対して引きこもらなかった。
それはもうセックスする為の、“青春妄想大作戦”を企てては、何度も拒否され続け、それでもめげずに積極的に行動するのが若さであった。
だが、そんな時期は長くは続かないので、全く心配はいらない。
それよりも年齢相応な経験がないと、中高年になってから未成年を裸にしたり、スカ−トの中を盗撮したりと、“野蛮な中年”に変身しちゃう訳だ。
そうなる理由は若い頃、生身の女性と向き合った経験が乏しいからであろう。
日本は街中、手軽な性風俗が氾濫しているが、どうやら肝心の恋人との関係もこりゃまた、後進国なんだろうな。

近年の社会情勢からすれば、防衛的な恋愛になりがちだが、そのぶん絆も深くなれるもんだ。
草食系男子という俗語を直訳すれば、“臆病な男の子”とも捕えられるから、惑わされないでほしいね。

昔から、ゴルフとセックスは下手でも恥じることはないというけど…私だよ!
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2010年03月04日

女性同士の会話

3日、相方宛に東京の友人から、ひな祭りのポストカ−ドが届いた。
そこには、今月13日に新潟朱鷺メッセで催される“新潟酒の陣”へ、飲み仲間のおじさん二人を連れて日帰り観光に来るとのことだ。
…いやはや、女性の行動力は男をも凌ぐ勢いである。

近年、“女性だけの飲み会”が流行っていると聞く。
字の如く、男の参加を断ち、女性同士が対等な立場で日常の本音を炸裂させ、割勘が原則らしい。
男には理解し難い、異質な空間が存在しているようだ。

例えば…
  「今度の新人の子は○○課長のお気に入りだからねぇ〜」
  「あの先輩は意地が悪いのよねぇ〜」
  「お肉だったら○○よりも○○の方が安くて鮮度がいいわよ」

別にどうでもいいことだが、女性同士の会話には加わらず、黙って聞いてるだけでどこか寛げる。
それは、男同士の付き合いは会社の上下関係も多く、自慢話や愚痴がストレス発散になりやすい。
だが、女性同士は日常の情報交換や噂話、本音でもってストレスを発散している。
寧ろ、女性の方が会話の流れはスム−スで、心地よかったりするものだ。

来年から、ひな祭り改め“中年ひな祭り大会”に、国民行事を改名するのもいいかもね。
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2010年03月03日

冬季五輪閉幕…but

2010 バンク−バ−オリンピックが閉幕し、今朝の新聞紙面の彩りも落ち着いてきた様子である。

日本のメダル獲得総数5個に対して、同じアジア勢の韓国・中国に大きく水をあけられたのは悔しい。
その努力には敬意を称するが、極めて甘い論調にくみするつもりはない。
なぜなら物事には“BUT”があるからだ。

特に注目されたカ−リング女子日本代表は、4大会連続で準決勝進出を逃した。
開催国以外の国は全てアウェ−ながら、日本の応援団規模は地元カナダに次いで恵まれてはいたが、失速著しく結果8位に終わった。
技術面に加えて、日本の精神面の弱さも露呈したようだ。
それはなぜなのだろうか?

最近の風潮は、少し可愛いとすぐに写真集を出したり、バラエティ−番組に出演したりと、関心を惹かせる効果は解るが、何か勘違いも多い気がする。
それは器量と技術の確かさがあれば何も言わない。
しかし現役でありながら、「引退後はタレント業に興味あり」などと、公然と伏線を張る選手もいる。

誤解を怖れずに言えば、スポ−ツアスリ−トとして結果を出したいのか、B級タレントでチヤホヤされたいのか、ハッキリしろ  …いや、まずは集中しろと!
言い訳に似たコメントよりも、もう少しアスリ−トとして、ストイックさを感じさせてほしいからだ。
だからと言って、言いっ放しにはしないし、その後も見守っていくのが人の情であろうか。

それは、彼女たちに“メロメロ”にされた、哀しくも愛しい中年オヤジの性なのである…ToT
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2010年03月02日

3月のお知らせ

 3月 定休日 (日曜日)
   7日(日) 14日(日) 22日(月/祝)
 
営業時間 19:00→3:00
21日(日)連休前日につき通常営業。
28日(日)月末日曜につき通常営業。

  [月末日曜のみ、通常営業致しております]

徒然なるままに…(気の向くまま)

2月は必殺仕事人シリ−ズで有名な俳優、藤田まことの訃報が伝えられた。
桃太郎侍や遠山の金さんなどの痛快時代劇と比べて、必殺仕事人は人情味が薄く、後味が苦いながらも人気を誇った番組だった。
人気の理由は、法や正論だけでは裁けない人間の奥底にある、“晴らしたくても、晴らすことのできない恨み”を、善でも悪でもない、闇の仕事人が晴らしてくれる快感こそが、ストレス社会にとってたまらない魅力だったのであろうか。
水戸黄門のような勧善懲悪の流れとは逆に、裁けない悪人を社会風刺しているともいえる。
どちらにせよ、味のある役者がまた一人旅立った。

もし、私が必殺仕事人だったら、テ−マ曲はマイルス・デイビスの“ウォ−キン”で登場。
殺し技は後方から忍び寄り、菊鉄砲(指カンチョウ)を、思いきりかましてそのまま逃げる。
どうだい…かなりカッコいいだろ?

今月も宜しく御願い申し上げます。(説得力に欠けたかな)
posted by GIG at 03:52| 新潟 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Infomation | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月01日

Hank Jones 新潟公演

昨日2月28日、ハンク・ジョ−ンズ・トリオ 新潟公演へ行ってきた。

席は12列目の会場真ん中付近、アングルやサウンドも申し分なし。
メンバ−の経歴は省略するが、本場ニュ−ヨ−クのリアルなテクニックと選曲センス、ステ−ジパフォ−マンスを充分に堪能できた。
サイドメンのサポ−トぶりは、より聴きやすいものに仕上げてくれ、ベ−スは堅実さが身上ながら、随所に磨きがかったベ−スランニングを披露してくれた。
ドラムはブラシからハンドドラムまで、スロ−&アップ、変幻自在なプレイで会場を大いに沸かせて、まるで ルイス・ナッシュ のような上手さと躍動感があった。

何よりよかったのが、固定イメ−ジ化しているスタンダ−ドを、さりげなく自分流に変えてしまうあたりが、ハンク・ジョ−ンズの憎さである。
こういうところが、駆け出しの若手には、真似ができない部分なんだろうね。
個人的には1ndの2曲目、“マイ・フ−リッシュ・ハ−ト”の切り口が印象深く、三位一体の秘訣はリ−ダ−のハンクが、サイドメンを従属的に支配していない点にあると感じた。
まさしく、“ザ・グレ−ト・ジャズ・トリオ”…ウン、ヨカッタ!

2年以上も前にやめたタバコだが、一瞬だけ吸いたくなった…。

【ザ・グレ−ト・ジャズ・トリオ】
  ハンク・ジョ−ンズ (P) デビィッド・ウォン (B) リ−・ピアソン (D)
posted by GIG at 04:27| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする