2010年01月22日

大相撲観戦について

大相撲の魅力は、静かに仕切りを合わせる所作の美しさにある。

昨日、久しぶりに大相撲中継を見たが違和感を覚えた。
館内の純粋な応援は力士の励みとなるが、野球の外野スタンドのような“しこ名コ−ル”がこだまするのは、本当にやかましいだけだ。
どうやら九州場所の影響が、お膝元の両国国技館でもおきはじめた。
相撲は日本の伝統様式美であり、仕切りは侍の孤高な精神を体現しているのだ。

私は若貴ブ−ムの頃、館内に黄色い声援が飛び交っていたり、裕福層のうさん臭い趣味に利用されていたので、相撲観戦からいったん遠ざかっていた。
理由は単純に下品でうるさくなったからだ。
例えば、野球好きはボ−ルの捕球音や打球音に耳を澄ませながら観戦していると聞くが、感覚的に少し似ているかもしれない。
要するに相撲も野球も瞬間や区切りの流れの中で、大きな歓声や賞賛を送ってあげればいいのだ。
それに土俵に座布団を投げるような奴は、球場にメガホンを投げ込む連中とさほど変わらない人種だと思うね。
大相撲人気は復権してもらいたいが、酔っ払いの宴会場みたいなノリは勘弁してほしいし、相撲ファンのレベルはその程度だと思われたら、日本が世界に誇る国技としては恥ずかしいわな。

形の美しさも求められる格闘技は他にないからね。
posted by GIG at 04:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする