2010年01月05日

Jazz Talk Vol.1

新年最初の題目はジャズでスタ−トしたい。

東京在住時、国内外の有名無名とりまぜて、数多くのライブを至近距離で聴いた。
東京は非凡の宝庫でプロを志した若者も多く、その演奏は闘志むき出し、ソロも真剣そのもの、急場なギグでも敏感に反応できる柔らかさがあった。
ライブの醍醐味はスピ−ドとテクニックに解釈されやすいが、実は完成度の高いプレイヤ−ほど、スロ−バラ−ドの質も極めて高い。
それこそ、少ない音で全てを語るように表現するには、メンバ−との呼吸が大切で、グル−プとしての聴かせどころである。
ジャズは動と静のバランスであり、巨匠どころの代表曲がスロ−バラ−ドにあることから、静の音楽性は評価を受けるところであろう。

現代ジャズの超技巧派ピアニストとして名高い“ミシェル・カミロ”のように「これでもか!これでもか!」と、弾きまくる彼がイヤミにならないのは、スロ−バラ−ドの“深さ”も知られているからこそ、ファンに支持されていると思える。
このように、動の上手さに加えて、静の深さをもつジャズマンは人の心を惹きつけて離さない。

至近距離で聴いた持論ながら、この考えはどうやら不変のようだ。
posted by GIG at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする