2009年11月11日

市橋容疑者逮捕の報道に思う

10日、殺人容疑で全国指名手配の市橋容疑者が大阪で逮捕された。
後は判例に添ってガッチリ裁かれるだけで、もうこいつのことはどうでもいい。
それよりも腹立たしかったのが、遠慮会釈なしに報道陣が容疑者の両親を、素顔でテレビカメラの前に引っ張り出していたことだ。

古い言い回しだが、子供の問題行動に対して、「親の顔を見たい」と言うが容疑者は30歳である。
確かに親子関係は生涯付きまとうし、子供の姿を見れば親がどのように育て上げたのか、それは如実に映し出す鏡かも知れない。
だからと、「容疑者の親にもその責任を求める」としたら、バカも休み休み言えと言いたい。
今となっては、親にも親の人生があるだろう。
両親の素顔にカメラを向けてコメントさせることに、今時点何の意味があるのか理解に苦しむ。
まずは殺人を犯した、容疑者30歳本人の責任と謝罪償いである。
その上で結果はどうあれ、命懸けで子育てをしてきた親であれば、今後の遺族への謝罪という形はしっかり描いているはずであろう。
それを報道陣が無理矢理、人の不幸に追い討ちを掛けるように、両親の心境に全く配慮が感じられなかったことに強い怒りを覚えた。

報道は国民性を変えるだけの影響力を持っているだけに、甚だ疑問を感じることも多くなってきた。
posted by GIG at 03:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする