2009年10月29日

城島捕手のコメントについて

昨日の新聞で米大リ−グのマリナ−ズを退団した城島捕手が、5年ぶりに日本球界へ復帰した移籍先は、破格な推定年俸を示した阪神であったとの報道は記憶に新しい。
阪神に決めた理由を色眼鏡をかけずに見れば、「一番最初に自分を必要としてくれた」と爽快なコメントが聞けた。

交渉は往々に駆け引きめいたり、他にもっと“好条件を出す所があるのでは”と過剰な期待をしたり、ズルズルと返事を引き延ばしされがちになる。
プロであれば、提示条件に固執するのは当たり前だが、条件を吊り上げる為、複雑にゴネたり、難解な言い回しで煙に巻いたりすることはよくあるパタ−ンだと思う。
それはそれで、成功すれば一斉に崇められて人が近寄って来るが、失敗すれば、「調子に乗るからだ」と手の平を返されて批判が始まる。
また交渉とは、私欲のぶつかり合いだったり、どこか下心を以って笑顔で近づいてくる人間もいるので、猜疑心を持つようにもなるだろう。

そんな中、「一番最初に声をかけてくれたところに行こうと決めていた」のが、正直であれば気持がいいではないか。
その意味でも、本日29日のドラフト会議の目玉選手になっている岩手の花巻東高校・菊池投手はどこであろうと交渉権を獲得した球団に入る姿勢を見せている。

これらの姿勢は自信の表れだと思うし、個人的にこういうシンプルな考えで答えを出す男は好きだ。
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2009年10月28日

野村監督の去就問題について

野村監督の去就をめぐり、多くのファンから続投の後押しがありながら、楽天球団が示した結論は異なった。
最近の報道を知る限り、その功績を讃える一方で年齢的な衰えは否めず、監督主導の采配ではなかったという。
また側近筋に従えた家族が、極めて意思決定に関与してきた為、問題をより複雑にしてしまったらしい。

往々に立場の違いから、経営側と選手側が対立した場合、理由いかん問わず、ファンは選手側をひいき目とするのは性質上仕方がないことである。
だが、野村監督の不用意な言動が積み重なったことが理由で、必要以上に波紋を広げてしまったと一部の報道では聞く。
ファンの立場からすればボヤキは聞いていて楽しいこと受け合いだが、選手からすれば外部に向けて名指しで批判されれば自尊心は傷つくだろうし、努力までも批判されていると捉われ兼ねない。
それは選手の発奮を促す意味だとしても、感受性は人それぞれ違い、人間関係に誤解を与えかねない不用意な言葉が多かったことも事実であろう。
言葉は立場がある者ほど、そのリスクは常に付きまとう。
その原因は言葉に自制心を持てなくなった相関関係だったと思うね。

最後に語るに語れない問題が見え隠れしてくると、何だかもったいない気持になるのは、純粋に野球を楽しんでいる人間心理ではなかろうか。
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2009年10月25日

野球の醍醐味は監督にある

プロ野球日本シリ−ズは、巨人−日本ハム戦に決まった。
下馬評では、楽天と中日が侮れなかったが、実際はペナントレ−スを征した二球団の実力の方が上回っていた。

個人的に現役時代から、楽天・野村監督と中日・落合監督には一目置いていた。
理由は善し悪し抜きに、どこか不器用で“自分流儀”でしか生きられないタイプだからである。
こういうタイプは組織の上層部から苦々しく思われがちで、結果を出せなければ、自分の代わりは早めに用意されてしまう。
だが誰よりも野球を知る両者は、組織のお膳立てがしっかりしていれば、他の監督には真似できないアカデミックな理論で、チ−ムを変えるだけの底力は過去から実証してきたと思う。
つまり、敬して遠ざけられる存在なのかも知れないね。

身近に会社のグチを所嫌わず言う男ほど、実は会社に依存しているものである。
グチを言っているうちは今の会社が好きなんだと思うが、「辞めてやる」なんて言っている男に限って辞めたためしはなく、「クビにする」と言われたとたん、怖気ずく男の方が多いであろう。
本当に実力がある男は何を言われても動じないし、自分の引き際を自分で決められるだけの独立心はあるはずだ。

二人の共通点は独断型で妙にものわかりのいい人ではないことだ。
落合監督は物事に動じない風格が漂っているし、野村監督はぼやきながら、いつでも腹を括っているように思える。
監督が辞めても、次の監督で球団は続いていくことを考えれば、ポストにしがみつかない生き方のようでカッコいいよなぁ〜。

だが、個人的に仕事をするのであれば、原監督や梨田監督の方が馬が合いそうな気がするけどね。
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2009年10月15日

新潟大和デパ−ト撤退に想う

今朝の朝刊によると、新潟市古町の大和デパ−トが再生の見通しが立たず、来年中に撤退する方針を固めたとのことである。
その噂は予てから囁かれていたが、いざ正式に発表されると、それまでの思い出が頭を過ぎる。

特に60年代までの世代は感慨深いと思うし、新潟の下町小僧だった私にとって、大和デパ−トは正に街のランドマ−クである。
当時、休日に家族で“街に出かける”ことは、どこか特別な響きがあった。
前日の夜から用意した服を枕元に置いて、朝早くから親を急かしては、バス停まで「あぶないでしょ!」と怒られながらも駆け足で向かう。
バスに乗れば靴を脱ぎ、立膝で後ろを向いて車窓からの街並を眺めながら、おもちゃ売場への期待を勝手に膨らませていた。
デパ−トでは、最初に親の退屈な買物さえ辛抱すれば、おもちゃ売場を経由し、上階のレストランでオムライスを頬張れる至福のコ−スが待っている。
だが、欲しいおもちゃをせがんでも、「いい子にしてたら買ってあげるね」が多くの親の利かせ言葉であり、しょんぼりこそするが、その後のオムライスで元気を取り戻す。
私達の世代、家族や親戚との思い出がたくさん詰まっている場所が大和デパ−トなのだ。

そして今日からこぞってこう言われるだろう…「残念だ、寂しい、これからどうなる」と。
では、こう言う人のどれくらいの人がたまにでもいいよ…大和デパ−トを使っていたのだろうか?
まだ、買物する候補の一部に入れていたのであれば分かるが、ほとんどの人は車で郊外型のパワ−センタ−だけにしか、足を運ばなくなったことは事実だろう。
魅力がないと言われればそれまでだが、常に新しい店へ店へとニ−ズが安易に傾く現象に、どこか軽い流行のように感じてしまうのは私だけであろうか?

利用頻度こそ減ったが、今でも古町に出かけた折には、大和デパ−トでハンカチなどの小物や一部の食料品、周辺喫茶などを利用している。
古い気質と思われるが、人間関係と一緒で惚れてもいないのに、惚れたふりをするのはどこかいやらしい感じだし、惚れたのなら頻度は減ろうとそこで買物するのが惚れた客の流儀とでも言おうか、思い出を語る上での筋だと思っている。
閉店セ−ルの時だけ足を向けるのは、行動そのものが安物ずくめに思えてしまう。
昨晩はカウンタ−越しで、同世代のSTさん、KHさんらとしみじみと語り合った。

そんな理由で来年9月まで私は…いや、「俺は大和デパ−トでも買物するよ」
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2009年10月12日

雪国を理由に同情されるな

体育の日である今日、文部科学省の発表によると子供の基礎体力が回復傾向にあるという。

新潟では02年に開催されたサッカ−ワ−ルドカップ以降、県のスポ−ツレベルは着々とアップした。
時の転機は、大都市でしか観戦できなかった世界の一流プレイを県民が、地元ビッグスワンを通して目の当たりにしたからこそ、スポ−ツに対する理解度が深まった気がする。

それまでは“雪国新潟”であるがゆえ、スポ−ツは不毛の地とされ、どこか県民も善戦という同情にすがっていたと思う。
そんな閉塞感が長い低迷を招いていた理由ではなかろうか。
自身の学生時代、全国レベルを身を以って経験したが、その差には正直言って愕然としたものだ。
本来はそこから、ロッキ−のテ−マに乗って猛練習が始まるはずだが、引退間際の高校三年ではあまりにも遅すぎた。
つまり、全国で勝つことを目指すのであれば、早い時期から全国スケ−ルを見ておくべきなのだ。
その意味で、アルビレックスの事業戦略は誰もが気軽にスポ−ツを楽しめる環境を作り、プロを目指す次世代のレ−ルも敷いた点では抜け目を感じさせない。
ひいき目なしに、これからの新潟はもっと強くなる要素が散りばめられており、特に今後の注目競技は野球であろう。

雪国であることに、同情されていた時代は完全に終わった。
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2009年10月06日

座敷わらしに学ぼう

4日、妖怪“座敷わらし”が現れることで有名な岩手の温泉旅館が全焼し、館内にいた全員が無事に避難したとのことだ。
何でも、座敷わらしを目撃するとご利益があるとのことで、全国各地からの予約客で2年先まで満杯であり、不幸にも火災に遭われたお客は、「無事だったのは、座敷わらしさんのおかげです」と、ウィットに富んだコメントをしていた。
さながら存在は“日本版のサンタクロ−ス”のようで、ある種のファンタジ−さえも感じてしまう。

私は“わらし”や“サンタ”の存在を否定も肯定もしない。
なぜなら物事は時として、ほのぼのとした曖昧さがあるから人間らしいと思う。
近年は人の気持にまで、白⇔黒、イエス⇔ノ−、勝ち組⇔負け組など極端に分類し過ぎるようになったのは、パソコンが普及し始めてからじゃないだろうか。
パソコンの仕組は単純で、イエス⇔ノ−でしか判断しない為、そこに曖昧な部分は存在しない。
それに人間が順応しすぎると、人との係わり合いを拒み、無機質で無愛想な気質が誕生すると思える。
そんな現代社会、座敷わらしの存在は、人との係わり合いを作っている気がする。
座敷わらしはいると言われればいると思うし、いないと言われればいないと思うし、判らないことも大切なんだよな。

私の部屋にも座敷わらしが遊びに来ないかな…一緒にオセロゲ−ムでもしようぜ!
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2009年10月04日

恋愛は灯台下暗し

本日、爆笑問題の田中が離婚取材に応じ、具体的な理由は明かさず、「俺が悪かった」と釈明していた男の姿は、見た目の強弱よりも内面であると感じた。

当方、女性を多く語る自信はなく、恋愛上手だと思ったこともない。
また、妄想恋愛もなく、極めて現実思考なタイプなのかも知れない。
大層な恋愛経験はないが、最近の“草食系男子”や“婚活”など、少し理解に苦しむ部分もあり、松田優作風に「なんじゃこりゃ〜!」と叫びたくなるが、活動する動機はきっと純粋なんだろうね。

恋愛の形は、近くにいる人を次第に好きになっていくのが自然だと思う。
だが、恋愛感情がオフィシャルだと、士気に影響を及ぼすとされ、周囲の本音は歓迎されにくい。
また、男は周囲の体裁を気にしがちだが、仮にフラれたとしても、1度は自分に恋心抱いた男のことを、悪く言う女性は少ないと思う。
それを自慢めいて吹聴するような女だったら、さっさと願い下げし、気持を切り替えたほうが早い。

逆に女性から告白されて、付き合いの過程で別れたとしても、周囲にはフラれたと言っておくのが、男の優しさであろう。
一番陥りやすいのは、自分では何も行動しないのに、ひたすら告白されるのを待つだけの恋愛では、恋愛を放棄しているのと同じである。
逃したくない瞬間、自分の気持に素直にならないと、チャンスは失われてしまうんじゃないかな。
意外と恋愛対象は、近くにいる人だったりするものだ。
ク−ルな草食系よりも、大言壮語する夢ある古風な男の方が、可愛いもんである。

「あのよ〜、女ちゅうもんはよぉ〜…$%#&!#♪」 …言ってみてぇ〜!
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2009年10月01日

10月のお知らせ

10月の定休日
4日(日) 12日(月) 18日(日) 25日(日)
 <11日(日)は連休前日につき通常営業致します>

皆様、秋の夜長はいかがお過ごしでしょうか?
“小春日和がうららかに続く”…秋は人を詩人にしてしまうのでしょうか…な〜んてね!

ジャズの詩人と言えば、そう…“ビル・エバンス・トリオ”。
リ−ダ−作は数多くあれど、秋の静寂に最も似合う代表作こそ、59年の「ポ−トレイト・イン・ジャズ」ではなかろうか。
中でも季節的な代表作は、誰でもが耳にしたと思われる「枯葉」。
昨年は“キ−ス・ジャレット・トリオ”の魅力を軽く書き流したが、初めての人にキ−スの独特な唸り声を耳にさせたら、きっとその夜の寝つきを悪くさせたかもしれないね?
だが、代表作の「ケルン・コンサ−ト」や「ソロ・コンサ−ト」のようなソロ・ピアニストと言えば、これはもうキ−ス・ジャレットをおいてない。
そこに加えたいピアニストが、“ジム・ビ−ムA山”さんご推薦の“カレル・ボエリ−・トリオ”なんか、透明感が溢れていて惹かれます…試聴あれ。

秋の夜長には“サンマの塩焼き”をつまみながら、心に染み渡るような知的なピアノを聞きたくなるのは、だんだんとオヤジ化してきた証拠でしょうか?
ジャズを聞きながら、読書の秋ならず“会話の秋”にもしたいものです。
posted by GIG at 04:28| Comment(0) | TrackBack(0) | Infomation | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする