一連の社会問題や朝青龍の欠場を差引いても、相撲人気に陰りが見える。
特に九州場所は空席が目立つ以前に観戦様式もよろしくない。
魁皇コ−ルの大合唱に手拍子、アイドルばりの応援ボ−ドは掲げるわ…。
空席も目立つだけあり、集音マイクが客席からの辛辣な野次も拾ってしまう。
そのうちウェ−ブが起きたり、テレビカメラに“イェ−”とVサインする者も現れるのでは。
土俵上でも、立合いの基準が、行司や審判によって異なっている。
観客や協会も相撲の様式美や伝統、沈黙の美を理解しているのだろうか。
そういえば、修学旅行生の団体も二階席あたりで見なくなったし…。
パソコンや携帯、ゲ−ムもいいが、日本人を意識させる伝統文化を見る触れる機会が衰退していくようでならない。
外国人力士に品格を求める前に、日本人すらも理解していない。
先程、大相撲ダイジェストを見ながらそう感じた。
大相撲の発展の為、叱咤激励します。
今場所は、若の里が報われてほしいと願う。