2008年08月25日

ス−パ−銭湯

「ス−パ−銭湯」から、深夜に帰宅した。

日曜の夜は子供連れの親が多く、明日からの仕事を思い浮かべつつ、週末の家族サ−ビスにいそしんでいるように見える。
子供達はあちこち動き回り、浴槽で泳いだり、洗面器の中に顔を入れて目をパチクリしていたり、時代が変わっても、やることに大差はない。
昔の狭い町銭湯では必ず名物じいさんがいて、「足を洗ってから入れ」「立ってシャワ−を浴びるな」などと、教育を受けたものである。
私の場合、「浴槽に肩までつかり50数えて校歌歌ってから出ろ」と言われたことがあった。
湯冷めしないように、という意味なのだろう。

次第に子供達のはしゃぐ声も遠のいていき、今度は深夜になるにつれて少々疲れ気味なおじさん達が入ってくる。
察するにサ−ビス業に従事している人であろうか。
浴槽のヘリに座ってぼんやりしていたり、露天風呂から夜空を見上げていたり、シャワ−を浴びたまま動かなかったり。
こうして、間接照明の薄暗い大浴場で、疲れた心身を無言で他人と分かち合っていながら、けして干渉しない異空間である。

町銭湯で育った者からすると、銭湯で知る人間関係の距離感が、薄いようで寂しい気もするが…。
古きを知り、新しきを知るって、このことかな。
posted by GIG at 02:19| Comment(1) | TrackBack(0) | Shower Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする