2008年08月10日

谷亮子とは

柔道経験者の立場から、谷亮子のメダル獲得は難しいと予想していた。

前評判では、最高の仕上がりとのことだったが、実際は刈上げるような技の切れ味がなく、体を置きに行くようにも見えた。
持ち前の組み手争いからの瞬発力も以前のようにはいかず。
対戦相手から研究され続け、封じ込められた結果であろうか。
カウンタ−から横目で見ながらそう感じた。(仕事中すいません)
それでも銅メダルとは立派だが…最強にはなれなかった。

日本人はすぐに「○○選手なら何かやってくれる」論調で、ヒ−ロ−願望を唱えて幻想を抱きやすい。
谷亮子自身はイメ−ジが肥大するのが、本音は嫌だったのではないだろうか。
「主婦がしたい」と語ったらしい…女性の素直な本音だ。

さかのぼって、男子柔道の野村忠宏や井上康生、女子マラソンの高橋尚子など、国内予選の敗退は現実的だった。
それでも、弱いなどとは誰も思わない。
神業の領域で凌ぎを削っている訳だからね。
大舞台や好調な時で引退する選手の姿は伝説づくが、志半ばで静かに消えていく選手も勇名を馳せるものである。

スポ−ツや人生も、ハッピ−エンドだけが全てではない。
posted by GIG at 04:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする