「新潟ジャズストリ−ト」、「万代ジャズフェスティバル」と、魅力あるイベントが目白押しとなる新潟。
イベントはジャズに興味がある人だけでなく、大半「こだわりがない人」を形成することが、盛り上げのコツであろう。
ライブは、誰もが知っている楽曲を組み込むことで、ステ−ジパフォ−マンスが高まり、アンコ−ルで演奏されるのはそのためである。
ジャズだから、アコ−スティックの4ビ−ト、8ビ−トのウォ−キングベ−スに乗って演奏するだけでなく、テイストはジャズながら、リズムやアレンジが、16ビ−トでも十分楽しめる。
楽器の編成も自由で、様々なコラポレ−ションが、観客を新鮮な気持にしてくれるだろう。
その点、フュ−ジョン全盛期を知っている人であれば、理解は早いと思う。
つまり、ジャズのスタイルに決まりはなく、単に好みが分かれるだけである。
「サックスがなければジャズじゃない」
「ベ−スはウッドに限る」
“好みに正解をつけようとするのはいかがなものか”
ジャズに、「こだわりがない人」こそ、イベントのキ−パ−ソンになる。