2008年07月03日

新宿PIT−INN

若い頃、東京在住中、新宿PIT−INN(本格派のジャズライブハウス)に随分聴きに通った。

当時は新宿伊勢丹、裏手の地下にあり、朝・昼・夜の三部制。
夜以外、客は少数ながら、演奏者とは常に抜き差しならない緊張感がそこにあった。
ホテルのラウンジで耳にするような、生易しい演奏形態とは異なり、ステ−ジ上のパフォ−マンスは熱く、さながらオ−ディション会場のようだった。
それもそのはずで、客もかなり聴き込んでいるようで、下手な演奏をしたら、途中で席を立つのも平気な奴らもいた。
逆に演奏者も、「解らない奴は聴かなくてもいい」と開き直っていたようだ。
私はドラムが好きで、左のスティックとキックのタイミングを見たく、だいたいステ−ジ右前の席が定位置だった。
その臨場感は、表情や息遣い、時として明らかな演奏ミスなど、整合性なきハプニングも魅力であった。
私も高揚して唸り、ソロの時は掛け声で演奏者を煽ったり、良ければ拍手喝采で表現した。

それがジャズライブの醍醐味だと思うのだが。
posted by GIG at 04:53| Comment(1) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする