2017年12月14日

無題雑記 111

毎年、最強寒波というが、一体何回 「最強」 が来襲するんだ。

この寒波で、街が寒々とし、この時季にしては、買い出しのない日になった。

テレビをつければ、暗いニュースばかりで、日本人の心の闇でも映しているのかな。
パンダの赤ちゃんを見なければ、どんよりとした気分がまとわりつくようだ。

昼下り、手元の電話に着信が2件あり。
長いお客さんから、年末にかけての来店予定を告げていただき、ありがたいことである。

予定のなくなった、夕方。

HDに撮りためた映画 「マイルス・アヘッド」 (マイルス・デイビス・空白の5年間) を見た。
この手のドキュメンタリー作品は、麻薬、酒、女におぼれ、精神の不安定さばかりで、ストーリーとして、うんざりしているが、ジャズの表現領域を拡大したことは 「帝王」 の称号にふさわしい人物だ。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/444853379.html

今年、劇場で見た映画は、高倉健のドキュメンタリー作品だけ。
見たい映画がなかったことに加え、時間を拘束されることが、腰を重くしているようだ。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/445955282.html

こう寒いと客足が鈍るどころか、足引きが早まる。
それでも、深夜2時までは看板を灯しているので、辛抱して待つことも仕事になる。

その間 「エンリコ・ピアルヌンツィ」 の ライブ・イン・パリス を、聴き流していた。
清流のような表現美にスリルが加わった、ヨーロッパのピアノトリオアルバム。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/372039007.html

その旋律にノセられ、丸氷を10個ほど仕込んだ。

これで、週末の準備は万全にしておいた。
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2017年12月13日

無題雑記 110

12日 自転車のハンドルを握る手が凍てつき、手袋の用意を思いおこさせた。

大きいコーヒーカップで手を温め、湯気の香りが立ちのぼる、最初の一口を飲むと熱さが全身にしみた。
今年は寒波が早いようだが、新潟市内はまだ雪は積もらぬも、心積もりだけはしておかねば。

正月は友人と会う以外、特に予定はないので 「ひまつぶしの本」 を探しに書店へ立ち寄った。
2〜3冊ほど、目ぼしい本を選んだが、今買うと読んでしまうので、正月の楽しみに残しておいた。
売り切れなら、代替本にすればいいだけで、絶対に読みたい本がないのが、ボクの気まぐれ読書術だ。

バー備品を求めに、雑貨のフロアへ。
平日の短い行列の最後尾、若い女の子がその手に、カラフルな小物を持って並んでいた。
彼へのクリスマスプレゼントなのか、横顔が愛おしく思えたのは、娘の純情を見た父性の気分かな。

年頃の娘がいても、おかしくない年齢だ。
もし、愛娘がいれば、カプリチョーザでパスタを食べながら、スマホの操作を習っている、素朴な父親の姿があったかも知れないが、その前に 「絶対ムリ」 とコンパクトに突き放されるのがオチだろう (笑)

まばらに続いた、最後のお客さんが引けたのは、深夜1時10分頃。
閉店まで、アルバムを一枚聴き流したのは、女性ジャズシンガー 「ヒラリー・コール」
自然と口ずさめる、やさしいメロディーが、このシーズン 「妖艶な女性」 を感じさせる。

帰宅の夜道、心に感じない、思わせぶりな粉雪が舞っていた。

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2017年12月12日

無題雑記 109

11日 降水確率90%の午後。

タクシーの後部座席から、運転手さんと 「よもやま話」 をすること15分。
話は暮れの景況感に及び、大方は予想した答えだが、街の動きに敏感な職業に聞くと知るに早し。

先週末、夜11時を過ぎ、店からタクシーを手配しても空車がないほど、街は混雑していたようだ。
そのため、自宅まで歩いて帰る客もいれば、運よく手配をできた一台に、客同士が乗り合いをして帰り、まさにバブル全盛のような一幕もあった。

日常、ひとりで乗る機会もあるタクシーだが、言葉をぞんざいにあつかわず、車内の空気感が合えば、会話で間を埋められるもの。
思えば、バックミラー越しに、運転手さんと気軽に会話をできるようになったのは、いつ頃だろうか。

半人前の若僧が 「景気はどうですか」 なんて言えば、お里が知れるだろうし、それなりの成熟年齢になれば、話に気負うことなく、相応の会話をできるようになるものだ。
限られた乗車の距離と時間なら、気持ちよく過ごしたいからね。

今夜は週末の反動なのか、タクシーは空車が目立っているらしく、当店も暮れらしからぬ、事前準備で終わったような、客足の鈍さを痛感した。

12日 「雪マーク」 だが、この天気予報、どうなることやら。
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2017年12月10日

日常会話

10日 店の男性客から、うれしい知らせが届いた。

「プロポーズを受けてもらい、おたがいの親とも会い、挙式に向かっています」 (中略)

それは、よかった。
彼の誠実さが、彼女に伝わったんだね。

結婚、恋愛、女友達まで含めて、長く一緒にいられるコツはなんだろうか。
ボクは 「日常の会話力」 (言葉の相性) だと思う。

男女なら、体の相性うんぬんあるが、それは多かれ少なかれ、いずれおさまるときがくる。
大切なのは、おさまったとき、二人をつなぎ交えるモノは何か、であろう。

おたがいの会話に交わりがあれば、いさかいも憤りも話し合いによって、自然と和解できるもの。
それが 「わかりあえる会話」 の必要性かと思う。

寝ない関係であれ、男女の距離感は 「会話が交わる」 ことに尽きる。
会話が交わると、脳幹が刺激され、快感を得られるから、不思議と寝たような気分になれる。

会話でおたがいを高めあえて、無理なくコントロールできれば、それが最高のパートナーとなる。

そのためにも、食事をする気楽さで、会話を楽しめる相手を見つけると、人生が豊かに感じる。 
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2017年12月09日

地方議員

東京五輪の大会マスコットの選考を、全国の小学校各クラスに一票を与え、最終決定するという。

未来永劫、小学生の感性に委ねるのがいい。
さて、選考は選考でも、日本の選挙の選考制度は改めるべきだろう。

地域に身近であるべき 「地方議員」 の全国レベルがひどすぎる。
最近のケースでは、熊本 「パワハラ女性市議」  石川 「匿名投稿市議」 など、その異常性たるや、枚挙にいとまがないのであれば、選挙のやり方を変えるしかないだろう。

もちろん、まともな市議がいないとは言わない。
それでも、有権者は一票に託した相手が、こんなのだったら悲惨だ。
その制度、話術や好感度だけで、当選できてしまうから、有権者は候補者の能力を検証できない。

そのためには、議員を務められるだけの知識や倫理観を備えているかなど、不適合な候補者を振るい落とすための、試験制度は必要ではないだろうか。
能力のあるなしにかかわらず、供託金さえ納めればだれでも出れるし、万が一当選したらどうするの。

まだ、子どもだましのような候補者は潜んでいるだろうし、予備軍の候補も控えていると思う。
不適合者を当選させないために、常識試験はもとから、公僕としての対人能力、性格的なことも含む、適性試験やストレスチェックをしなければ、こういう問題は尽きない。

それによって、前段階で精査できるし、合格者の中から選考しなきゃダメだ。
なぜなら、一般常識試験にクリアできなければ、法的上の民意を全うできるわけあるまい。
投票はだれでもできるが、候補はテストを通過した者に与えられる議席にしないといけない。

入試や採用試験はあるのに、どうして税金で賄う議員候補にペーパーテストがないのか、いまだかつて不思議でならないし、候補者の経歴だけで判断するのは、公平を期す目を曇らすことになる。

門戸 (人数) を狭めろとは言わないが、敷居 (標準) は上げるべきである。
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2017年12月08日

弁 当

二十四節気の 「大雪」 が過ぎ、日ごとに寒さが募る。

今日から、忘年会やクリスマスなどで、街中は賑わいを見せるであろう。

あれは、いつのことだったかなあ。
暮れも押し迫った、日曜日の夜のこと。

ボクはひとり、街中で飲み歩いてたら、たまにひとりで店に来る、新社会人と偶然に道で出会った。
彼は物販店に勤務していたから、日曜日はかきいれどきとなるため、その日は仕事帰りである。

その手には、コンビニで買ったお弁当、缶チューハイとデザートが入ったレジ袋をぶら下げて、寂しげに横断歩道を渡っている姿があった。

その姿に息子のような哀愁を感じて 「ちょっとつきあえよ」 と、近くの安酒場に連れて行った。
ちょうど飲み相手がいない夜だったから、こういう偶然も時にはいい。

料理の注文は任せ 「クリスマスは予定あるの」 「正月も仕事か」 など、他愛もない会話をしながら、若いころの転勤先の自分の姿を見ているようでね。

彼は転職をして、今は彼女もできたと聞いた。

もう、仕事帰りにレジで温めてもらった、お弁当を独りで食べる夜も、少なくなったであろう。
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2017年12月07日

無題雑記 108

6日 12時50分 起床。

着の身着のまま、新聞を取りに行き、早速三面記事に目を落としたのは、昨日のブログに書いた通り。

新潟の地域紙面に、県内の神輿文化を担う中軸の会が、創立40周年の節目を迎えて、二代目組頭が三代目にバトンをつないだ記事が載っていた。
二代目の功績を知る限り、早くに頭角を現し、長年人の上に立つ男の条件を満たしてのことと思える。
こうして、知る人の記事を目にすることも多くなったのは、店をはじめてからの出会いも少なくはない。

遅めのカーテンを開けて、雪がしんしんと降る様子を、ぼんやりとながめていた。
水分を多く含んでいるので、中央区では積りはしないと思えたが、出かけの足回りが気になる。
厚着をして、厚底靴を履き、自転車でいつもの買物に出た。
妻から 「こんな日に自転車でなくても」 と言われたが 「雪道は修業だ」 と意味不明に答えた。

スーパーの店頭に値頃感のある、国産 「いちご」 が並んでいた。
この時期は、お通しに 「赤色」 か 「緑色」 を添えたくなる。
葉モノが高騰しており、自宅で調理するサンドイッチのレタスの代わりに、しばらくキュウリを代用して、具を玉子とハムの組み合わせにしている。

基準の売値がわかってきたのか、ためらうようになったのは 「主夫」 の素質が開花したのかな。
スーパーの売場では、仏頂面で買い物をしてるように映るが、内心は宝探しをしている少年の気分で、楽しい時間を過ごしている。

青果、鮮魚、精肉に惣菜、加食に乳製品、リカーに切花と雑貨など、見ていると気分が高揚する。
会計後、小さな楽しみが終わったようで、帰り道は 「開店モード」 に気分がシフトしていく。
人が思い描くような、心ときめく夕暮れではないが、平凡な雑踏に混じっている時間は貴重である。

それは繰り返しになるが、見方や捉え方においては、一日として同じ日はないからね。
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2017年12月06日

他人の空似

人生なんて、わからないものだ。

今朝の新聞で、改めて詳細を知った。
5日、夕方の全国ニュースを見ていたら、見覚えのある顔を目にした。

「スーパーコンピューターの異端児」 として、世界的にも活躍するベンチャー企業の社長 (49歳) が国からの開発助成金4億円あまりをだましとったとして、東京地検に逮捕された。

最初は空似かと思ったが、名前と年齢も一致したことから、彼に間違いはなかった。

30年前、新潟大学の医学部の学生だった頃の、彼を知る。

当時、ボクは新潟市東堀通り6 「プールバー」 (ビリヤードテーブル付き、会員制レストランバー) を、新宿に拠点を置く建設会社から、店長として2年間任されていた。

彼は、そのときの常連で、カーボンキューを持参して、ナインボールを突きに来ていた。
さしたる腕前こそなかったが、東京から専属のプロビリヤード選手を招いて、ビリヤードスクールを開催したとき、積極的に質問をして、探究心は旺盛だった記憶はある。

一緒にゲームをしたこともあるが、そのときの印象は、球の厚みと角度、入射角と反射角の計算など、理数系を得意とするのか、数式的なイメージを描いて、突いている印象を受けた。
本当、どこにでもいるような、気のいい男だったよ。

ベンチャー企業は、いろんなことが評価されたことによって、次のチャンスを得ると思う。
最初は純粋にロマンを追いかけて、お金は後からついてくるものだけど、ひとたび成功してお金持ちになると、今度はお金が目的となり、次第に酒池肉林な生活を求めるのは欲の常である。

NHK番組 「プロフェッショナル 仕事の流儀」 に登場する予定だったようで、あれから彼は、どういう経歴で、世界第四位のスパコン会社の社長になったのか、見たかったけど、人生はわからないよな。

30年ぶりの顔に 「すぐにピンときた」 ほどだから、顔は整形でもしない限り、変わらないものだ。

ああ、オレのことは 「他人の空似」 だと思ってくれ (笑)

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2017年12月05日

モノは試し

4日 出がけに雨が降る。

今週は、長雨らしい。

銀行で入金と記帳を済ませ、傘を弾く雨粒の音を耳にしながら、買い物へ。
湿った空気感に、開店の段取りを急かされている気分だった。

夕方6時に店へ着くと、赤色灯を回したパトカーが三台、入口をふさぐようにして止まっていた。
警察官に理由を聞くと、歩行者とクルマの人身事故で、現場検証による求めに応じた。
歩行者が大事に至らなくてよかった。

近年、万代周辺はマンション建設や商業施設の再開発などで、街の事情も大きく変化してきた。
新参者や移住者、流入客も増えて、幹線道路だけではない、生活道路まで交通量が多くなった。

では、街が景気づいたかといえば、それほど実感を持てないのが、ちまたの意見でもある。
これは 「ぬかよろこび」 ではないかと、思わざる得ないが、それでも年末はやってくる。

夜も更けるころ、一見客がひとりでドアを開けた。
40歳前後と思しき男性は、バーは初めてだという。

前から、店の存在は知りながら、店内の様子がわかりにくいため、入る勇気がなかったという。
たどりつくまで、それなりの下調べはあったようだが、お色気を幻想したわけでもなさそうだ。

警戒心からか、入口に近い席に座ったが、他にお客さんもいないので、奥の席へ誘導した。
社会的距離をとりながら、会話は次第におもしろおかしく、経験をもとに心おきなく笑いあえた。

最初は小さな冒険のつもりで、ドアを開けたのだと思う。

「モノは試し」 の精神がないと、自分の居場所は作れない。
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2017年12月04日

Fifty Three

12月4日 男 53歳  「じっと手を見る」

感情線は長め、結婚線は一本。
運命線は短いのに、生命線は長いので困る。
そんなに長生きしたいとは思わない。
知能線は長いが断言できる、これはウソだ。

ずいぶんと手のシワが増えた。
昔は自分の年齢を意識することはなかったのに、今は知らず知らずのうちに自覚するようになった。

23歳のころから、ボクを知る妻は、まじまじ顔を見ては 「おまえ、年とったなあ」 とつぶやく。
あたりまえながら、こればかりは、ふたりにしかわからない深みである。

それに変われば変わるもので、若いときは気が短くて、自分にも他人にも厳しかったけど、この年齢になると 「まあ、いいか」 「しょうがねえなあ」 で、小さなことは流せるようになる。

歳をとると、ムダに頑固となり、説教じみた物言いで、感情もくどくなりがちだが、そうなりたくない。
これからは、若者を立てながら、いかにして、年の功を示せるかであろう。

スポーツは、後半がおもしろい。
人生も後半が、おもしろいはず。
そう信じないと、つまらないよね。
そのためにも 「少年の心」 を失っては、ダメなんだよ。

P.S
山下達郎 「マーマレイド・グッドバイ」 (88) の歌詞が好きだ。
「ごめんね 愛してるなんて 言えるほどボクはおしゃれじゃないけど 君が好きだよ」

彼女に本心を伝えながら 「自分の地図」 を描く、自由な少年の心は、晩年の心にも通じる。

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