2025年05月15日

無題雑記 517

14日 過ごしやすい天候に誘われ、ツツジの花を横目に、コーヒーを飲みに出かけた。

今週末、朱鷺メッセでアイドルグループの公演があるらしく、ホテル代金が軒並み高騰しそう。
当店の客層ではないので、直接的なメリットは少ないが、宿泊費の高騰が宿泊客の滞在予算を圧迫するため、逆に街中へ出歩かなくなるし、出歩いても行先は想像できる。
おまけに日帰りする客が多くなれば、スケールメリットは 「JR様の総取り」 である。

来月初旬、観光のオフシーズンに備え、JR東日本は上越新幹線の 「60%割引」 なる企画を発表したことは記憶に新しい。
観光客の誘致に繋がればいいし、差額分を随所に消費してもらえば、新潟の経済に得策となる。

今月、新潟市の中心部に人が集まる、大規模な 「コンベンション」 が複数予定されてるが、期待持たせでガッカリさせられたくないので、ぬか喜びせず、常に期待値は半分にしている。
それだけ、商売には確約がなく、毎日が綱渡りということ。

だから、やる価値があるのだが、たまには 「左手でうちわを扇いでみたい」 ものだ。
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2025年05月14日

延長デート

13日 18時から、エコスタで 「横浜ー阪神」 戦が開催された。
試合は延長戦の末、1−1の引き分けながら、観戦した人たちは得した内容だったと思える。

新潟には、立派なスタジアムがあるのに、プロ野球の開催は年一回に留まっている。
野球ファンは、一定数存在するもの、一般客を広く浅く集客することに苦慮しているようだ。
一般層の中に 「若いカップル」 は、どれほどいるのかな。

その昔、首都圏の野球場デート、それも 「ナイトゲーム」 が、若い二人の距離を縮めた。
一緒に同じ時間を過ごしている、二人だけの満足感があればいいが、映画館で無言で2時間も過ごすのなら、観戦と雑談を交互におりまぜた 「間」 の多いデートの方が楽しいと思う。

今日のような延長戦なら、その分 「一緒にいられる時間」 が長くなる。
道路の交通渋滞にしても、過不足がなければイライラすることもなく、落ち着いて話ができる、二人きりの最高の移動空間にもなる。

そう考えれば、野球のような 「延長戦のあるデート」 も、いいことづくめでさ。
そんな、純情な気持ちで、一緒にいられる時間を楽しめたら、そのカップルは時間の大切さを共有しあえていると思える。
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2025年05月13日

無題雑記 516

GWの代休を12日に充て、日曜またぎの2連休。

夕方、古町で過ごしていたが、そのあとは営業が休みなので、どことなく気持ちは軽い。
一旦、帰宅して、家の用事をかたずけてから、タクシーで女池のスーパー銭湯へ。
初来館のため、勝手がわからずも、露天風呂とジェットバスで小一時間入浴。
身体が温まった状態で、背中と腰を中心にボディマッサージを30分。

タクシーで帰宅するはずだったが、いい具合にリフレッシュできた上、月光の夜道に誘われて、気晴らしに女池から万代まで一時間かけて歩いた。
途中、汗ばんだので、冷えたビールを2缶買い、両手で肩や首の火照りを冷やしながら歩く。
23時に帰宅し、缶ビールのフタを開けようとしたら、東京在住の友だちからスマホが鳴る。

彼は体調が思わしくなく、先週は東京で会えず終いながら、電話では気軽に近況を交わすもの 「デリケート」 な状態なので、少し折りを見ているところ。
今言えるのは、病の正しい知識を得て、心穏やかに覚悟を決め、一喜一憂せずに明るく生きる。
そのためにも、小さな目標を積み重ねて、今こそ 「がんばれ」 としか言いようがない。

それも、23歳で結婚、離婚も経験し、男手ひとつで3人の子を育てた父親が弱いはずはない。
周りは 「かわいそう」 とか言うかもしれないが、オレは友達だから 「がんばれ」 という。
そもそも 「もう、がんばっているよ」 なんて言葉 「昭和の男の辞書」 にはないの。

もし、これを読んでいたら、またいつでも電話をしてくればいいし、オレからも電話するから。
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2025年05月12日

無題雑記 515

11日 午後2時にノロノロと起き出し、寝覚めのコーヒーを口にする。

テレビでサッカー 「アルビレックス新潟」 のホームゲームを見て過ごす。
前半、浦和を相手に0−0で折り返し、後半に先制したもの、また追いつかれ1−1のドローとなり、有利な戦況でも勝利に導けない。
つば競り合いに弱いが、ひたむきな姿勢に共感しているから、にわかに興味がつながっている。

午後6時から、新潟駅前の居酒屋で過ごす。
大勢で飲むと気が休まらないため、少数でほんのりと飲む方が居心地がいい。
酒を飲むというより、人と会って人を知る 「徹子の部屋」 みたいなもので、意外な素顔を垣間見る瞬間に楽しさがある。

店のカウンターでは、社交的な芸事も礼儀だが、場所を代えて触れ合うことで、その人の意外な素顔を知ったりできる。
今さら、男女のつきあいに過敏とはならないし、性別抜きの交流を図ることで人間を知れる。
誘いに軽さを持つことも必要だが、ひとりの時間を大切にできる 「マイ・バー」 があれば、行間は埋まるが、相性の合う店と出会うのが骨折り。

夕暮れの新潟駅前では、サッカーの観戦者がとりどり入り交じっていたが、店を出た頃には、潮が引いたかのようにすっかりと消えていた。

月曜は仕事始めに意識が向くから、日曜の夜は 「機械仕掛け」 の街並みのように見える。

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2025年05月10日

Yuichiro Aratake (P)

5月5日 「新宿ピットイン」 14時開演 「荒武裕一朗トリオ」 鑑賞。

荒武裕一朗(P) 南山拓朗(B) 本田珠也(Dr)

開演5分遅れで滑り込み、耳にしたオープニング曲 「ユー・アー・マイ・エブリシング」。
2曲目 キース・ジャレット 「カントリー」
3曲目 マッコイ・タイナー 「ユー・トート・マイハート・トゥ・シング」
前半最後の曲名は思い出せないが、三位一体のの熱演と妙技が光り、30分の休憩に入る。

後半1曲目は、荒武本人が師と仰ぐ、本田竹広 「ウォーター・アンダー・ザ・ブリーチ」。
続けて 「ヘイガー」「トーキング・ジャンクション」「夕焼け」 オリジナルナンバー。
アンコールも、本田竹広のナンバーで締めた、興奮と叙情溢れるステージ。

着実に実力を重ねてきた 「荒武裕一朗」 の名を知りながら、初のステージ。
覚醒感と叙情感のあるピアノで、どんどん引きこまれる。
新進気鋭のベース 「南山拓朗」 は、歌心が溢れるベースラインが特徴的。
今後、マークしておきたい、伸びしろある若手ベーシスト。
ドラム 「本田珠也」 は、紹介するまでもない、日本屈指のハードヒッター。
どのグループでも、ハードにドライヴさせるドラミングは、圧巻なグルーヴ感を叩き出す。

日夜、白熱のライブを聴かせる、ジャズの殿堂 「新宿ピットイン」 も、今年で開店60年。
新宿伊勢丹の裏にあった頃から、自分のペースで足しげく通っていたが、ライブだけにこだわり続けて、時代にこびない 「硬派な店」 は、未来永劫であってほしい。

「新宿ピットイン」 があるから、僕の中のジャズは渇くことがない。


荒武裕一朗(P) 三嶋大輝(B) 本田珠也(Dr)
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2025年05月09日

時の消費

暦上の大型連休が終わり、街行く人は虚ろな表情で、ささやかな楽しみを探しているようだ。
取引業者、同業者とも 「(夜の街は)静かなもんですよ」 と、答えのいらない雑談を交わす。

オフィス街の窓明りとは対照的に、ホテルの窓明りが迫力を失っている。
書き入れがおちついた、飲食や宿泊、娯楽に小売りなどのサービス業、住宅業界や観光業界の人々の休日もあるため、水面下では大型連休は続いている。

僕は期間中、東京を往復したが、今は宿泊費の高騰もあり、一泊二日の最終便で帰省する。
狭い部屋の連泊は避けて、やや高額でも広い部屋で一泊し、優雅な時間を過ごしていたい。
同じホテルに宿泊していると、部屋をグレードアップしてくれたり、特典にもあずかれる。

それに、購買意欲も少なくなってきたから 「時の消費」 も自由になってきた。
食事に時間をかけたり、バーで過ごすなど、一緒に過ごす 「時の流れ」 をケチらない。
金では買えない時間を大事にし、モノよりヒト、トキの満足感に疑問の余地がなくなってきた。

だからといって、だれとでもつきあうことはないし、シンプルにつきあえる人とだけつきあう。
つきあえない人と、ムリしてつきあうことはないから、その場は楽しい空気しか流れていない。
楽しいからストレスもたまらないし、好きな人と一緒にいれば 「ポジティブ」 にもなれる。

高齢化を歩むためには 「一緒にいると楽しいな」 と思える人と、時間を過ごすことかもね。
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2025年05月08日

無題雑記 514

思い思いの儚さを胸に秘めて、7日から始まった日常。

オフィス街の企業では、駐車場に溢れんばかりの営業車が連なる。
会社員や学生の通勤通学も始まり、街の有名人も久々に登場し、すっかり攻守が入れ替わる。

普通の暮らしに戻り、職場では知らず知らずに気が張り、休んだつもりなのに、そのギャップにどっと疲れが押し寄せる。
そんな、大型連休明けの揺り戻しは大きく 「金欠病」 と 「五月病」 に見舞われ、しばらくは 「直行直帰」 が続くのか。

帰宅しても、やることがないため、女性は眉毛や爪先、ムダ毛の処理で時間を費やす。
男は変な妄想にふけって、ひとり空しくブッこいて、おまけに屁もこいて寝るだけか。
いや、いかん、いかん‥ そう決めつけては、イカン!

「金欠病」 は給料日までだが、いいか‥ 虚ろな状態の 「五月病」 には、気をつけろ。
精神が凹んでいるときほど、5月の青い空が恨めしく見えて、考えなしに会社を辞めてしまうと人生の漂流が始まったりする。
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2025年05月07日

東京雑記

5日 新潟駅のタリーズでカフェインを口にして、上越新幹線で上野下車。

山手線外回りで新宿南口のディスクユニオン(ジャズ館)でソフトを購入し、新宿ピットインで14時開演のジャズライブを堪能。
終演後、新宿高島屋でショッピングし、池袋のステーキ店で夕食を済ませて、メトロポリタンホテル東京で宿泊。

6日 朝6時に起床し、カーテン越しの朝もやを見下ろす。
ラウンジでコーヒーを口にして、12時にチェックアウト。
デパ地下で食品を買い、東武東上線で朝霞の伯母宅を訪問。

93歳、近くに身寄りが不在なため、訪問介護の状況と生活状態の確認、終身介護施設の入居準備など 「最期はどうしたいか」 (伯母の哲学) に寄り添う。
別れの時間が迫ってくると、さびしさよりも 「時間の儚さ」 が去来する。

一路、池袋経由上野で時間を調整し、Uターンラッシュとは無縁の最終便で新潟に到着。
今は娯楽だけを求めて、旅行することは少ない。
テレビの行楽地からの中継は 「近くて遠い景色」 となった。

自分たちの時間も大事にしながら、自然と大事な人にも時間を捧げるようになる。
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2025年05月04日

あとがき

GW中、中学時代の同級生の女子が、20代の息子と愛娘、息子の婚約者の4人で来店。
仲睦まじく、心待ちにしていた、再会を楽しんでいた様子。

わが家の子も、生を授かっていれば、最初の子は 「25歳」 ぐらいで、こんな現実的な場面を迎えていたかも知れない。
50代にもなれば、子どもの面倒もおちつき、60代になると、孫の可愛さに気が傾くもの。
いいかどうか別に、自然と受け継いだ年代の役割で、それぞれの家庭で見えるものは異なる。

思い描いた通りの人もいれば、岐路で異なる人生を余儀なくされたり、人生は筋書き通りではないから価値がある。
不安に駆られてばかりいると、推理小説を読んでいきなり結末を読もうとするのと同じことで、それでは土台からして何の意味も持たないし、わからないから、おもしろいんだよな。

商売も同じで、最後がわからないから 「トライ」 する価値がある。
最初から成功するとわかっていたら 「ロマン」 を投じてまで、人生を賭けないでしょ。
自分のあとがきに 「幸せな人生だったなあ‥」 と記せれば、全うした人生だと思える。

この年齢になると、ガラにもなく 「センチメンタル」 なことを考えるようになる。
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2025年05月03日

情報管理

大型連休の谷間となった平日3日間。

この間 「マスコミ(報道)関係者」 が多かった。
報道の視点は 「今、起きていることを伝える」 のが使命。

GWの行楽地やイベントの人だかりに、マイクとカメラ、ペンを走らせて取材をし、その状況をタイムリーに伝えるのがマスコミの役割。
レポーターも、行楽地の雰囲気に浸りたいだろうが、皆が休んでいるときの仕事こそが、報道における、いわゆる 「夜討ち朝駆け」 の世界。
そんな、疲れた身を止まり木に置き、次の日に残らない量のアルコールでリラックスをする。

電波であろうが、紙面であろうが、目の前のことを追いかけて、締め切りを意識する仕事。
それなりの緊張感もあるから、たまにバーに身を潜め、ひとまず落ち着ける場所を欲しがる。
政治部に社会部、地域に密着した取材記者ほど、たまなる息抜きのバランスが整っていないと、パブリックな報道はもとから、確信に満ちた報道をできるわけないからね。
クリエイティブな能力のある人ほど、バーなる舞台で白熱した業界トークを交わす傾向がある。

僕の仕事は、日々和やかに 「見ざる」 「聞かざる」 「言わざる」 で、知り得た情報管理。
しかし、人に聞かれてはいけない話を公の場でするはずなく、感覚的にはラジオの聞き流し。

それに、仕事の流れの中で、考えている暇もないため、記憶に残らず終わることの方が多い。
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