2020年07月13日

Danger Close

5日 午後23時20分 只今帰宅。
映画 「デンジャー・クロース」 が、レイトショーに変更となったので 「Tジョイ」 で鑑賞してきた。

物語は、66年 「オーストラリア軍」 の視点から見た、ベトナム戦争。
米国との同盟国である豪州がベトナムに侵攻し、ベトナム解放軍と至近距離で熾烈な戦いを描く。
その兵力、豪州軍108人に対し、ベトナム軍2000人ともいわれ、女も兵隊に駆り出された。
ベトナム軍は 「ゲリラ的な地上戦を得意」 とするため、正攻法では勝ち目のない戦況は予想できる。

個人的に、ベトナム戦争を題材にした映画は、メル・ギブソン主演 「ワンス・フォー・エバー」 以来。
両作品 「最前線に立つ恐怖」 が描かれ、戦争の狂気と苦悩、戦場の怖さや悲惨さが伝わる。
とかく、戦争映画は戦闘場面で評価されがちだが、これは娯楽映画ではなく 「実話映画」 であること。
永遠に 「不戦の誓い」 をした日本人は、歴史の背景も重ね合わせて、大局的に見るべき作品。

戦争とは、権力の傲慢を許す 「中枢の犬」 が始め、犠牲になるのは 「決まって若者」 なんだ。
時代が少し違えば、徴兵制、志願兵問わず 「俺も戦地に投入された」 から、他人事ではないこと。
大事なのは、どういう視点で戦争映画を見るか、これが 「作品を読み解く視座」 になると思われる。
終戦後、両国はどちらも勝利を主張したが、実行支配はあっても、兵隊に勝ちも負けもないんだ。

前回鑑賞した、新作 「ランボー」 とは異なり、戦地においては 「だれも主役になれない」 こと。

  
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2020年07月10日

メダカの飼育

どういう風の吹き回しかわからぬが、女性客から 「メダカを2匹」 をいただいた。

プラスチック製のクリアカップの中に水草を浮かべ、それもエサとカルキ抜きも付けて。
「なぜ、メダカなのか」 と頭をかけめぐらすと、思いあたることがある。

独身の頃 「金魚の飼育」 を趣味にしていた。
横幅900の水槽で 「東錦」 に 「江戸錦」 「水泡眼」 などを育て鑑賞していた。
思えば養殖場まで出かけて、稚魚の目利きをしていたから、相当好きだったんだろうな。

金魚はフナ科の仲間なので、気性も穏やかで、人に慣れやすい性質だが、繁殖の交配を繰り返された品種ほど、体が丈夫ではなく、観察を怠ると、病気になりやすいデリケートな観賞魚。
それゆえに、元気に泳ぐ 「小さな宝石」 を見ていると、一日の仕事疲れも癒された。

そんな話をしたかも知れないから、お試しセットのメダカだったのかな。
生きものはありがた迷惑だったが、家で飼育をして早くも三週間ほど。
ミリ単位のメダカは、人影を感知すると水草から出てきて、水面でエサを催促する。
ピンセットひとつまみのエサをあたえながら 「腹減ったか」 と感情が自然と独り言へ導く。

そのうち、女性客は 「マスターは夜行性だから、夜も一緒に遊べるハムスターをあげる」 とか言って、何匹か持ってくるんじゃないかと、少しこわいんだよね (笑)

今では 「捨て猫を持ってくんなよ」 と、気心豊かに軽口を叩いて笑える間柄。
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2020年07月09日

肉体操縦

8日 午後1時30分 起床。

ベッドで両肩を伸ばすと、右の五十肩に鈍痛が起きる。
しかも、腰にも鋭い痛みが走り、背中の筋がねじれる痛みも感じた。
ともあれ、患部をシャワーで温め、筋肉をほぐしてから、買い出しを兼ねた散歩へ出かける。

年齢による衰えと、体力の低下は認めるところ。
それを補うため、なるべく歩いたり、自転車に乗ったりしている。
同時に自分の肉体を知るべきで、ウェイトトレーニングはしないし、やりたくない運動はしない。

体の硬い人が無理に柔軟体操したらケガするし、持久力のない人がマラソンを日課にしたら、精神的に大きな負担となり、無駄に体を痛めてしまうので、考えこむことなく、自分に合った方法でいいんだ。
肉体状態を理解し、仕事をする上で 「肉体を賢く操縦する」 ための、日常ケアが大事であってさ。

今さら、肉体の錆びつきに愕然とすることもないし、今後 「錆びた部位に油を注す」 感覚である。
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2020年07月08日

星に秘か

7日 一年に一度だけ、織姫と彦星が会える 「七夕」 だった。

その言い伝えは、諸説あるようだが、大人の物語風にいえば、元彼氏と元彼女が、この日だけは秘かに会っても許される 「暗黙の日」 であろうか。
結ばれぬ男女を、公然と七夕祭りに仕立てるのは、人間遺伝子の求愛行動なのか。

そもそも、元恋人を好奇心で膨らませて、気を引くそぶりをして、寄りを戻すのはダサい。
個人的に、元彼女と会いたいと思わないし、いい風に想像しても、胸の高鳴りも感じない。
既婚者とはいえ、心の恋愛感情に過去の人は存在しないし、昔の恋人と偶然会ったら、多少の意識はするもの、懐かしみにほだされ、気分が再燃することもないだろう。

だからといって 「桃のピンクをイメージ」 する、若い子にしか興味を持てない男では情けないし、若さと見た目で相手を選ぶと、後々ジレンマと後悔が付きまとうもの。
年齢相応 「里芋の煮っ転がし」 のように、その色は地味でも、味がしみている女性の方がいいよな。

こうして、心で思っている分には 「星に秘か」 自由である。
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2020年07月07日

小池圧勝

東京都知事選挙は 「小池百合子」 が圧勝し、再任された。

都民は、改革派ではなく、保守派を選択した。
このコロナ禍では、不安がうごめいて、だれが何を主張しても、心に響かないだろう。

それに、得体の知れない泡沫候補が、作為的に騒げば騒ぐほど、小池有利となった。
このタイミングで、週刊誌の意図的なゴシップ記事も、逆に小池本人を有利に後押しした。

そのため、より一層、保守がまともに見えて、結果は 「現状維持」 が望まれた。
単なる更新手続きに過ぎない、イデオロギーもない、むさくるしい選挙戦だった。
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2020年07月06日

水分補給

夏は猛暑に加え、豪雨も脅威となる。
それも、尋常でない雨量が降りしきるんだからね。

去年の夏 「痛風」 を患ってから、こまめに 「水分補給」 するようにしている。
熱中症を避ける意味もあるが、昔と今とでは、健康常識や指導環境も大きく異なる。

僕は典型的な 「昭和の柔道部員」 だったので 「バテるから、水は飲むな」 と指導されてきた。
水を我慢した分、コーラやスプライトなど、がぶ飲みをしていたので、正しい水分補給ではなかった。
異議を唱えられないのは、いわゆる 「根性論」 が、まかり通っていた時代だったからね。

間違った状態で、闇雲に強さを求めていれば、身体機能を酷使するだけ。
後に 「うさぎ跳び」 は、成長期の関節や筋肉を傷めるだけで、効果がないことも実証された。
迷信的な練習や実戦も多く、道場で 「教えてください」 と頭を下げても 「見て覚えろ」 の常套句で、早い話、我流の延長が幅を利かせ、だれも教え方がわからず、カリキュラムも存在しなかった。

つまり、体を鍛えるどころか 「体を痛めつける練習」 を、わからずにしていたんだ (笑)
幸い、運動障害や後遺症はなかったもの、スポーツは指導者に負うところが大きく 「勝つことだけ」 を容認する環境で育つと、無責任な 「チンピラ養成所」 と化してしまう。
中途半端に習い、精神的に未熟な連中が、街中で野放しされたら、だれがどう責任をとるのかって話。

当時の常識や指導を知る者にとって、現代の常識や指導は格段に進歩している。
今思えば、水分補給も効果的な栄養補給もせず、闇雲で愚直な時代だったかも。
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2020年07月05日

無題雑記 239

毎週金曜日、映画館の上映スケジュールが替わる。
日曜に鑑賞する予定だった 「デンジャー・クロース」 は、午前一回の上映に追いやられたので断念。
こうして、見損ねた映画は、後の 「WOWOW」 で、観ることになる。

何も予定がなくなった、午後1時に起床。
台所休みとなる、降水確率50%の休日。
「ケニー・ギャレット」 を聴きながら、部屋の椅子に座り、全身の力を抜き、雨空をぼんやりと眺める。

雨が止んだ頃、身支度をして、古町まで歩き、お茶を楽しんだ。
新潟三越が閉店してから、さらに柾谷小路の人影は減り、自然に溶け込めるような場所も減っている。
今夜は、出来合いの食事を持ち帰り、素朴な時間の流れに身を委ね、一週間の疲れを抜くことにした。

萬代橋は、万代と古町を結ぶ架け橋。
万代では 「マスター」 古町では 「さんづけ」 「ちゃんづけ」 されるが、根っこは同じ人間。
どちらの街で過ごしていようが、自分の感情で素直に生きている。

 
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2020年07月04日

かすみ草

花の種類の中でも 「かすみ草」 (カスミソウ) が好きだ。

スーパーへ行くと、白を基調に紫に青、緑にピンクと色揚げの鮮やかなかすみ草が並んでいた。
その中から、紫と青を手にして、店のカウンターへ活けた。
香りを感じる花ではないが、空気をきれいにしてくれそうだ。

人にバラをプレゼントするとき、回りを白のかすみ草でコーディネートしてもらう。
それによって、バラの深紅が引き立ち、カラーのかすみ草もあるので、バリエーションも広がる。
それでいて、決して出しゃばらず、主役を食うことはせず、どこかしらに犠牲的な精神がある。

78年 アカデミー作品賞に輝いた映画 「ディア・ハンター」
物語の主役は三人で 「ロバート・デ・ニーロ」 「ジョン・サベージ」 「クリストファー・ウォーケン」
多くの観客は、ウォーケンの体当たり演技を支持した。
その映画を見た、俳優 「松田優作」 は、いみじくも作品の感想をこう語った。
「デ・ニーロがいたから、ウォーケンが輝いたんだ」 と、特別な視点を持っていた。

映画の話をするつもりはない。
デ・ニーロは主役を食わず、自分の個性を見失わず、どこか野草のような精神が宿っている。
それが、バラを一段と引き立てる、かすみ草であってさ。

僕は、バラのような 「主役願望」 はなく、どこか脇役でいたいタイプ。
仮に、舞台挨拶のような場でも、主役の背中をそっと押したくなる方。
主役を張れる顔ではないから、だれかの引き立て役になるのが、性に合っているというか。

だからといって、主役のバラに媚は売らず、脇役魂で店頭に並べられる 「かすみ草」 でありたい。
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2020年07月03日

夏の神器

梅雨になると、湿った空気と気圧の変化で、体調を崩しやすかったが、ここ数年で体が適応したようだ。

それより、これからはじまる 「猛暑」 のほうが心配である。
何しろ、体温と同じような気温が続くのだから、気が狂いそうになる。

万代は、日中の交通量の多さ、ビル群に囲まれた形状と照り返し、エアコンの室外機の熱風など、熱がこもる条件が揃っており、夜も気温が下がらず、アスファルトの下にある 「土の地面」 が懐かしく思う。
今は夏の神器 「エアコン」 「シャワー」 「扇風機」 がないと、快適に暮らしてはいけない。

初めてのひとり暮らしのとき、どれも住宅に完備されてなかった。
お金がなかったから、扇風機すら買えずに、そのため、冷房の効いた電車の京浜東北線を往復したり、山手線を回っていたり、熱帯夜には電車を冷房代わりにした青春貧乏。

当時の暑さとは比べられないが、今は 「夏の神器」 がなくては、とても寝ていられない。
夏の風情は好きだが、猛暑と風流のつり合いがとれてないんだ。

地球の温暖化により、自然の摂理だけで、快適に暮らしていける環境ではなくなっている。
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2020年07月02日

FM閉局

数日前、万代の交差点で信号待ちをしていたら 「 FM-PORT 」 のビルを対角線上に、写真撮影している人を多く見かけた。

30日 午前0時をもって、20年続いた 「 FM-PORT 」 の放送が閉局のためらしい。
リスナーの思い入れはともかく、当局の関係者は、どんな思いが過ったのだろうか。
「どこかで皆さんとお会いできる日を心待ちにして」 なる、建前はあれど、本音はどうかな。

僕も会社員時代、直営の店を閉める経験をした。
そのとき、失う寂しさより、監督に敗戦処理を言い渡され、マウンドに立つ投手のようだった。
「早く最終回を締めて、次回のマウンドに立ちたい」 そんな心境。

物事は突然 「打ち切り」 を告げられることもあるが 「そろそろ、重大発表がされそうだな」 と、雨雲は予想できるもので、そのとき、ひざを打つまでもないが、割と冷めた気持ちで発表を聞いていられる。
「会議で閉鎖を宣告されて、部長が泣き止みません」 なんて話は聞いたことがないように、鞍替えへのスピードの方が大事でさ。

形式的な 「お疲れ会」 は催すも、不本意ながら、そこに浸れないのが現実。
だから、達成感や解放感とは 「異なる趣」 だと思える。

その感情を抑えながら、地域に根ざした 「メディアの消滅」 は惜しまれよう。 
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